西遠寺 再び

 *二人の気持ち*

作:とっちゃん

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「未夢ちゃん全然元気なかったよ!!

それって彷徨くんがすっごく心配だったからでしょ!!?

それでも『家族だから』なんていうの!?」

実際は未夢はそこまでの心配はしていない。

半分くらいは星矢の思いつきの捏造である。

が、彷徨はそれを考える余裕もなく、部屋をとび出していった。

未夢がいるであろう、居間に向かって。。。。。



俺があんな行動をとったから未夢を心配させた。

未夢から元気を奪ったのは俺だ。

未夢は悪くない。

なんであんな行動をとってしまったか、伝えたい。













たとえ


この関係が壊れようとも。。。。。























星矢が中に入ってから、未夢は居間に行った。

ゴロンとねっころがると、ふっとあの時の彷徨を思い出した。

ー彷徨、だいじょうぶかなぁ??ー

いつもの彷徨じゃなかった。   昔の彷徨じゃなかった。

ー私ノセイデ・・・?ー

私は、ただ彷徨と一緒に居たくって、なるべく一緒に居たくって

休日を使って西遠寺にきて・・・・・

でもそれは私のワガママで。

私はいつもの彷徨を奪ってしまった?

私が来ることがいけないの?

私がいないことで彷徨がもとも彷徨へと戻るのなら。。。。

「帰ろっかなぁ・・・」

ぽつり

とつぶやいた。

とたんにスパァン!!と居間の襖が開いた。

「帰るな!!」

彷徨が言った。

「へ?」

未夢はいきなりのことでびっくりして起き上がった。

が、それば序の口

次の瞬間には彷徨は未夢を抱きしめていた。

「帰るな!!ココにいろ!!」

そして未夢をみつめていった。
























「未夢が好きだ。」
















未夢は混乱する。それでも、がんばって言葉にした。



「あ、わ、私。は・・・・分からない」










「でっでもね!!でも、一緒にいたい!!!

彷徨とずっと一緒にいたいの。

でも、それで彷徨のいつもを奪っちゃうなら、いないほうがいいかなぁっておもって・・・・」

おずおずと言う。

そこで、彷徨がにやりと笑った。いつもの彷徨だ。

「教えてやるよ。」

耳元でささやくように言う。


















「そーゆーのを『好き』ってゆーんだぜ」

















未夢の顔が真っ赤になった。

そして、自分が邪魔でないこと。逆に必要とされていること。

                     それが素直にうれしかった。。。。。。。







すると、彷徨が未夢に向き直ってこう言った。

「悪かった!!」

「・・・・へ?」

「俺があんな行動をとったから、未夢にすごく心配にさせた。。。本当にごめん」

「大げさだなぁ。まぁ、ちょっと心配したけどね。」

ふふふっと笑いながら未夢はいった

「はい?だって、未夢が元気がすっごくなかったって。。。

すっごく心配してたって、星矢が・・・・・あっ!!!」

その時やーっと彷徨は星矢にウソを言われたことに気が付いた。

そのとき・・・

パシャッとシャッター音がした。

「やーっとくっついたねぇ二人ともっw」

星矢が居間に入ってきた。

「せ、星矢・・くん??・・・・・いっ今、何か・・・と、撮っ・・・た??」

「うん♪ばっちりw未夢ちゃんと彷徨くんのラヴラヴぶりww」

「わー!!」「きゃーっ!!」

「「ってか!!それ俺《私》の携帯!!何する気《だー》っ!?」」

二人は真っ赤になってそれを消そうとするが、時すでに遅し。

早業で、だれかにメールし彷徨がくる寸前にメールを送信した。

二人が取り返し、だれに送ったのか見ようとしていると。

ピロピロリ  ピロリロリ

携帯がなった。















「9223」

びっくりしました。

こんなに見ていただいてるとは。。。。

なのに。。。

全然まとまってないし。。。

まとめようまとめよう。と

がんばっているのにまだ続きです。

そろそろ終わらせる!!

いってもあと2つくらいに絶対にします!!

二人の思いが通じ合った。んだけど。。。

微妙な気分です。これでいいのか!!ってゆーような。。。むむー

さぁて、誰からのメールでしょうか??

てゆーか。星矢は誰に送ったんでしょう。《笑

ここまでよんでくださりありがとうございました^v^

次も頑張ります!!


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