西遠寺 再び

 *二人の気持ち・2*

作:とっちゃん

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ピロリロリ    ピロリロリ

ピロリロリ    ピロリロリ

何度も携帯がなる。

どんどんメールが来るのでメールの内容が見れない。

少しして落ち着いたので、メールの内容を見てみる。

ーむふふ。未夢さんと彷徨さん。ラヴラヴですね〜wー

内容で分かる。ワンニャーだ。

ー未夢ったら、もう彷徨くんとそんなところまで行ったの〜w

いつの間に??ラヴラヴじゃないww

彷徨くん。未夢をお願いねwー

未来だ。

ーとうとうそんなところまでいったんだね。

彷徨君。間違った行動はしないでくれよ。高校生として健全なお付き合いをしてくれよー

優だ。

ー彷徨や!!未夢ちゃんとラヴラヴだのう!!

いつから付き合ってたんじゃ?

これで西遠寺も安泰じゃー!!孫の顔が楽しみじゃのう〜vー

宝生。

ここまでで、二人はすでに真っ赤だ。

「パパとママってば。。。」

「あんのクソ親父〜」

次に行く。

ーやっほ〜未夢ちゃんw

やっと西遠寺くんとくっついたね!!

未夢ちゃんが帰っちゃってからさぁ、西遠寺くん憂鬱でさぁ。

かなり心配だったんだよ〜。

でもこれでもう安心だねw

お幸せに〜

P.S.

こんどこの写真について根掘り葉掘りきかせてもらうから覚悟しててねwー

あやだ。

「〜っ!!余計なことを!!」

彷徨が言う。耳まで真っ赤だ。

これ以上赤くなれないんじゃ・・・・と思うくらいに真っ赤。

ーフフ。みーゆーw

おめでとう〜ww

これでやーっと安心したよ。

お幸せにね〜〜ー

ななみだ

「お、お幸せにって。。。もうっ////」

ーみたぜ〜彷徨!!お前も意外とやるんだな!!

ヒューヒュー♪♪熱いねぇ〜wー

三太

「〜〜〜////」

もう声が出ない。。。

ー西遠寺くん!!

君はいつの間にみゆっちを・・・!!!

大切にしなかったら僕が奪っちゃうからね!!ー




二人して耳までもうまっかっか。

星矢の存在を完全に忘れている。

ふたりともうつむいたままだ。

すると。。。。















ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドド------------
















ふたりは顔を見合わせた。



いっきに顔が真っ青になる。



「「まさか」」



未夢は送信履歴を見る。

未来。

優。

あや

ななみ

そして・・・・
















        クリス






















「クリスちゃんにも送られてる。。。。」







「やっぱ?だったらこの音も。。。。」




















バタァーーーーーーン!!!

















「お邪魔いたします!!」

やっぱり。でも、キレている様子がない。

「お二人は付き合っているんですか?」

「え・・・・」

「私は大丈夫ですから。正直にお答えください。」

「あぁ。そーだ。」

彷徨が言った。

「やっぱり。そうですのね。わかりました。」

「未夢ちゃんがいなくなって、彷徨くんってば全然元気がなくて。

いっつも上の空。授業だって全然きいていらっしゃらなかったでしょう?」

「っ。そりゃぁ、まぁ。。。。」

「それで、私わかりましたの。未夢ちゃんには勝てない。と。

それに私、今新しく恋をしておりますから。大丈夫ですわ」

「そうなんだぁ。。。」

「ええ。ですから、お二人ともお幸せになってくださいね。では。。。。」

そういってペコリとお辞儀して。そそくさとクリスは帰っていった。

しばらくは何もいえない。






先に口を開いたのは、未夢だった。

「付き合ったとたんに、家族。友達公認カップルになっちゃったね///」


「あぁ。。。。星矢のせいでまったく。。。。。ん?星矢・・・・・・あ!!」

星矢をこらしめていなかった事お思い出すが、ときすでに遅し。











ゴゴゴゴゴゴゴゴ











あっというまに帰っていってしまった。


















































「これからどうしよっか。。。。。」

未夢がポツリと呟いた。

「・・・・・・」

「このまま、またココに一緒に住むか?」

彷徨が言った。

  


   ー無理かなぁ。でも、


             できれば         





            また一緒に・・・・・ー

「うん。それもいいね!!ルゥくんがまたいつ戻ってきても、いいように。」

「えっ?!」

未夢の答えは彷徨は想像もしていなかったので、びっくりしてしまった。

「だめ。なの・・・?」

「いや、その。」

「俺はうれしいんだけど・・・ごにょごにょ・・・・・」

「やったぁ!!」

満面の笑み。

「お前のお母さんお父さんに、許可。もらわなきゃいけないんじゃないのか?」

「あ、そうだね。メールメールっと・・・」

なれない手つきでメールを打つ。

ーパパとママへ

  彷徨と一緒に西遠寺にまたすみたいんだけど。。。いいかな?ー


     


                送信



すると




   ピロリロリ    ピロリロリ

返事が早かった。

ーもっちろんいいわよぉ〜w

   彷徨くんと仲良くねぇ〜ww

       彷徨くん。未夢をよろしくねぇ〜〜wwwwー

「返事早いねぇ〜」

「だな。『よろしく』だとさ。しかも『w(ハート)』がかなり多い・・・・・」

「でも、これでまたずっと一緒にいられるねw」

「・・・・まぁな。一生一緒かもな。」

「え??////」

突然彷徨が言ったのでびっくりした。

「まぁ、お前が戻ってきたら。きっと学校で色々と騒がれるんだろうなぁ。。。。」

「ま、いっか。俺は」

「っ〜〜〜・・・・・//////」

赤くなっている未夢をみてニヤニヤと笑っている。

未夢は下を向いてしまった。

「いつもどってくるか??

  また、中学の転校手続きとか。引越しとか・・・・・」

といったら。


  ピロリロリ   ピロリロリ

未夢の携帯が再び鳴る。

未来からだ。


ーさっそく転校手続きしといたわよ〜

   そ・れ・と・!!知り合いに頼んでもう引越しの荷造り手もらったから。

    明日あたりには全部届くハズよォ〜〜〜wwwww

   学校は月曜日から行けるはずだから!!
 
    職員室に一様よってね。水野先生にちゃんとあってね。
   
    クラスは彷徨くんと同じクラスだからね〜wwつまり、2−A。

   お友達も皆と一緒のクラスよぅ〜〜じゃあねぇ〜wwー

「「は、早っ!!」」

ものすごい手が早い。。。。

「さすがママ・・・ってゆうか。なんていうか」

「あ、あぁ・・・・」

もう、あきれるしかない。。。。。。

言葉が出て来ない。。。








































              ー後日談ー


月曜日・学校





「未夢ちゃん!!おめでとう〜w」

「未夢ちゃ〜〜ん!!お帰り!!」

クラスに入ってすぐこうなった。

「彷徨やるなぁ〜」

写真を持っていた、5人(クリス以外)がクラス全員に回したのだ。

しかも、未夢が戻ってくるということも知っていたのだ。




ということで、スゴイ騒ぎになっている。




ひゅーひゅー  ひゅーひゅー







ピンクい声が・・・・・ってゆか。

未夢は赤くなってうつむいてしまう。


「るせー。」

彷徨はそっぽを向いて言った。

ちょっと顔が赤い。

「もちろん未夢ちゃんの席は彷徨くんのお隣ね〜ww」

///////

「ま、いいんじゃないか。」

「かっ彷徨ぁっ?!」

声が裏返る。

「決定w」

つれてかれて、未夢は彷徨の隣のせきへ。

ちょっとうつむきつつも未夢は言った。

「こ、これからも。よろしくね。彷徨っ」

「あぁ。」














    END





がんばりました!!

先日ごごがお休み(?)

だったので書き終わりました。

終わりはやっぱり何かが変なきがするんですけど。

考えないことにしましょう!!《おい!!!

今回のこの話では、星矢が恋のキューピッド的なそんざいしてますね。

また、そのうち長ぁーーーーいのをかきたいですw

ここまで読んでくださった方。

本当にありがとうございました!!


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