西遠寺 再び

 *星矢登場!!*

作:とっちゃん

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彷徨は不思議そうに届いたメールを見た。

やはり、ワンニャーからだった。

《追伸:彷徨さん。カオ、赤いですよ〜wムフフ》


「〜〜っっっ!!!」

顔が赤くなるのが分かる。自分でコントロールができないくらいだ。

ーそんなにわかりやすいかコレ・・・ー

そんな彷徨をみて見夢がびっくりした。

「どーしたの彷徨っ??顔が真っ赤だよっ?!」

「なんでもねぇ!!」

ばっと未夢の手を振り払ってしまった。

そしてそのまま自分の部屋へと走っていった。

すると再び

   ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ・・・・・・・

未夢は走って外にでる。彷徨は出てこない。

すると、目の前に下りてきたのは星矢のユーホだった。

「ハロー未夢ちゃんっw」

そう言って手を振りながらでてきた。

「あれ?彷徨くんは??」

「なんか、部屋に閉じこもっちゃった。顔赤かったし、熱があったのかもしれない。」

「ふーん。」

星矢はにやりと笑った。

「彷徨くんの部屋行っていい??」

「あ、うん。いいよ。でもその前にコレ、」

そう言って指差した先にあるのは星矢のユーホー

「あ、忘れてた。ごめんごめん」

そういってユーホーをしまう。

「じゃっおじゃましまーす」

そう言って星矢は西遠寺の玄関を通り、彷徨へ向かった。























ーあーもうっ!!俺は何で。。。。ー

彷徨はさきほどの自分のしたことを後悔していた。

                         すると。。。。

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ・・・・・・・・

ー何の音だろう?星矢でも来たのかなー

正解。

すこしして、スパァん!!と行きよいよく彷徨の部屋のふすまが開いた。

「やっほー!!彷徨くん♪♪」

ねっころがって、色々と考えていて、いきなりふすまが開いたためがばっと起き上がった。

しかも、超能天気な声が続く。

ーなんだー

未夢ではない。と分かったとたんすぐにゴロンとねっころがった。

「未夢ちゃん。心配してたよ〜w」

『未夢』という言葉に反応してしまう。

「うっせ」

「顔真っ赤だよ〜ww」

「なっ!!」

「ウ・ソw」

ぺろっと舌を出して笑う。

彷徨はからかわれて、むすっとしてしまった。

「でも、心配していたのはホント。」



「彷徨くんってさぁ。。。。」



すこし間をおいて、ちょっと迷った後、星矢は口を開いた。



「未夢ちゃんのこと、好きでしょう?」

彷徨は顔がものすごい勢いで赤くなるのが分かった。

「だったらなんだよ。。。」

こうなったら認めるしかない。

「未夢ちゃんに言わないの?好きだって」

彷徨は未夢に言いたい言葉がたくさんある。







           『好きだ』

 


           『一緒にいたい』

 

           『西遠寺に帰ってこい』




           『ずっと、ここに住んでくれ』





           『俺の目の前からいなくならなるな』
















         『ずっと、ずっと俺のそばに・・・』















             ーー・・・でも・・・ーー






「あいつは、俺を家族のようにしか思っていない!」

ーそう、未夢の心配は『家族』だから・・・ー

ただ、好きなだけじゃ何にもならない。

行動しなきゃ、相手が好きななってくれるわけがない。

形にしなきゃ、相手に伝わるわけがない。

そんなの分かってる!!!でも。





  その勇気がでない。。。。。。

この関係が崩れるのが怖いんだ。。。。

だったらいっそ、このままで。。。。。。。





ーなっさけないなぁー俺ー

はぁ。と彷徨はため息をついた。

その様子をみた星矢は

ふぅ

とため息をついた。

「でもさ、家族って思われてるんでしょ?大事ってことでしょ?」

「大事の種類が違うんだよ。」

彷徨は投げやりに言った。

「でもさ、結婚したら家族になるよ?それでも大事の種類が違うの??」

「それとこれとは別なんだ!!俺は、未夢と結婚してるわけでもない。実際は他人なんだよ。。。」

『実際は他人』そのことばが胸に突き刺さる。




家族だけど、家族じゃない。




他人だけど、他人じゃない。




でも、実際には家族じゃないし、他人だ。

「あーもー!!!!」

突然星矢が大声を出した。

「じれったいなー!!!未夢ちゃんに言えよ!!未夢ちゃんだって彷徨くんのこととっても大切に思ってるハズだよ!!じゃなきゃ、なんなに心配するわけがない!!」

いきなり半切れ状態の星矢に驚いた。

が、


「あんなに心配って・・・?」

その言葉が彷徨からすべてを奪った。

残ったのは未夢のコトだけで、その思いが空っぽになった部分を一気に埋めていく・・・






えーと、

テストも無事《?》終わり、勉強と部活が戻ってきました。

忙しくなるので、いつ続き書けるかが分かりません。

なるべく頑張ろうと思います。

ってゆーか、ちんたらやらずにさっさとまとめろってカンジですけどね。

最初、宇宙からきたのは、星矢だけでないはずでした。

3人来る予定でした。でも。。。

名前忘れたー!!これぢゃ書けないー!!

と、言うことで星矢のみとなりました《汗っ

スミマセン〜

最初の1.2とか、や、3もでしょうか、

かなーーーり前に書いたものです。

何年前?ってカンジになるくらい前だと思います。

全然出していなくって。。。ダメです。

えとえと。。

ここまで読んでくださった皆様。ありがとうございますm〈--〉m

あぁ、いつ未夢と彷徨はくっつくのでしょうか。。。


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