ちいさな診療所。より

ねこ

作:ちーこ

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「こら、みゅう。外は大雨だぞ!」
オレは外に出ようと廊下で窓を叩いているみゅうを抱き上げた。

「みゃぁ!」

あたしは、かなたのうでのなかでばたばたした。
だって、とーくのほうからたいこみたいなのきこえるもん。
おまつりだよっ!
ねぇ、いこうよぉ!

「危ないだろ!」

もがくみゅうを押さえて居間に戻ろうとしたとき。

ピカッ☆

目の前が真っ白になった。





「彷徨、みゅう、大丈夫?」

ものすごく大きな雷が落ちたらしい。
ひとりでいるのが怖くなって部屋から出てきたら、彷徨とみゅうが廊下で倒れているのを見つけた。

「にゃぁ。」

気がつくと未夢が心配そうな顔をしてオレの顔をのぞき込んでいた。
顔が近くて、びっくりする。

「よかったぁ…」
「にゃっ!?」

未夢に思いっきり抱きしめられてオレは焦った。

「にゃぁぁぁぁっ!?」

…にゃぁ?
未夢は腕の力をゆるめると、オレの後ろを見た。
そっちにみゅうがいるのだろう。

「彷徨、まだ気がつかないの…。」
「にゃっ!?」

オレは慌てて振り向いた。
そこには…オレが横たわっていた。

「…ん…。」

おきたら、みゆとびっくりしたかおしたあたしが、あたしをみてた。
…あれ…あたし…だれ?
てでからだをささえながらおきようとして…あれ…これ…にんげんのてだ…。

「みゃぁぁぁぁ!?」

あたしのひめいは…かなたのこえだった。

「ちょっと、どうしたの!?」

彷徨が突然…鳴いた。
あたしはみゅうを離してあわてて彷徨に駆け寄った。

「みゃぁ〜みゃぁ!」
「彷徨、大丈夫!?」

彷徨もびっくりしてる。
ふざけてるわけじゃないみたい。

「にゃぁ〜」
「みゃぁ〜」
「ちょ、ちょっと…」

どーなっちゃってるの!?
とりあえず…落ち着こう。
彷徨をひっぱりおこして、みゅうを抱いて居間に入った。





「にゃ…。」

どうやら、オレとみゅうは体が入れ替わってしまったらしい。
…うそだろ…
見下ろした自分の手は、人間のものというのには毛深くて…柔らかい肉球がついている。
…まじかよ…
未夢がお盆に何かを乗せて居間に入ってきた。

「はい、彷徨、みゅう。」
「みゃん♪」

みゆは、ねこのかなたのまえにおさらのみるく、あたしのまえにあったかいみるくのまぐかっぷをおいた。
なめてみる。
おいし〜
みゆがまたびっくりしたかおして、あたしをみてる。

「…彷徨…ほんとに…どーしちゃったの?」

彷徨がマグカップの…ミルク…なめた…。
上目遣いにこっちを見てる。
その目が何か違う感じがした。
むかつくぐらい整った顔は何も変わらない。
でも目が…目の力って言えばいいのか…何か違う。
ぱたぱたと廊下から足音が聞こえてきた。





「そろそろ、おやつにでもしましょうか。」

ワタクシがふすまを開けると、すでにみなさんお揃いでした。
しかし、なんだかいつもと雰囲気が違います…。

「ぱんぱぁ、みゅぅ!」

るぅちゃまが、ワタクシの腕から飛び出しました。

「みゅぅ☆」

るぅちゃまは彷徨さんに抱きつきました。

「いこいこ。」

るぅちゃまが頭をなでると、彷徨さんはうれしそうに目を細めてるぅちゃまの頬をなめました。

「!」

空気が凍った。
オレは居たたまれなくて、新聞の間から裏の白いチラシを口で引きずり出した。
近くにあった鉛筆を両手…両前足で持つ。

『かなたはおれだ』

体ごと動かしてそれだけ書く。
未夢がじっとオレのことを見ていた。

「彷徨…」

なぜかわたしはそんな馬鹿みたいなことをすんなり納得していた。

「彷徨。」

みゅうがにゃんと鳴いた。

「みゅう。」

かなたがみゃんと鳴いた。





「いただきます。」
「みゃぁー」

あたしのまえにはにんげんのごはん。
ちょっとまえまで、みゆとわんにゃーはどーしよーっていってたけど、「ごじゅおんひょ」ってゆーのつくってもらったかなたが「ごはんがいい」ってゆびさしたから、みんなでごはん。

「に゛ゃぁぁ!」

…熱かった。
猫舌の言葉どおり熱いものはだめらしい。
初めて湯気の立つご飯がにくいと思った。
一方オレ――中身はみゅうのだけど――はうまそうにおかずのしゃけにかじりついている。

「ちょっと、か…みゅう!そうやって食べるんじゃないの!」
「みゃぁ!」

彷徨…の姿のみゅうにスプーンを持たせる。
やっぱり持ちなれてないせいかプルプルしてる。
ゆっくりとご飯をすくって、口まで…あっ落ちた。
ぽろぽろとこぼれて口に入るのはほとんどない。
…しょうがないなぁ…。

「みゅう、あ〜ん」
「みゃぁ〜」

みゆがすくってくれたごはんをぱくってする。
おいしい〜
ぱくっ、ぱくっ、ぱくっ

「……にゃ……」

齢14歳。
今まで、こんなに屈辱的な光景を見たことがあるだろうか…。
こうして、ため息をついている間にも、みゅうは未夢のスプーンで食べている。

「みゅう、はい、あーん。」

わたしは内心ちょっとこの状況を楽しんでいた。
もちろん、ずっとこのままなのは困る。
でも、いつも意地悪な彷徨がこんなに素直で、ご飯一口で満面の笑顔を見せるのは…ちょっとどきっとしたりする。
ねこの彷徨の方を見てみると、まだご飯に手をつけていなかった。

「あれ、彷徨、食べないの?ご飯冷めちゃうよ。」
「に゛ゃぁ!!」
「彷徨さんは、ご飯冷ましてらっしゃるんですよね。」

機嫌の悪くなった彷徨さんにワタクシは慌てて言いました。
万が一にでも、この状態でケンカ…何てことになったら…
想像したくもありません〜
ちょん。

「わにゃ、あー☆」

るぅちゃまがスプーンにベビーフードをのせて、ワタクシに差し出しています。
口をあけるとスプーンがワタクシの口に入りました。

「あっきゃぁ☆」

るぅちゃまはうれしそうに笑いました。
幸せですぅ。

「彷徨、みゅう、そろそろお風呂入っておいでよ。」

わたしの言葉にみゅうは首を振った。

「でも、みゅうにしろ、彷徨にしろ、わたしと入るわけにはいかないでしょ。わんにゃーだってるぅくんがいるし。」

彷徨がみゅうをしっぽで促すようにつついて、ふたりは風呂場へと歩いていった。





「みゃぁ!」
「にゃぁ!」

風呂の中でもみゅうは嫌がりつづけて余計に疲れてしまった。

「にゃぁ!」
「みゃぁぁぁん!」

今は…というとみゅうに服を着せようと悪戦苦闘中。
もちろん普段なら、ねこに無理やり服を着せようなんて思わない。
でも、今みゅうは「オレ」の格好をしているのだ。
タオルを腰に巻いただけの姿で家中を走り回られたらたまらない。

「にゃぁー!」
「みゃぁん♪」

あたしはすきをみて、おふろばからにげだした。
きゅーくつなのやだもん。
いまにみゆがいる〜。
み〜ゆ〜っ!

「きゃぁぁぁっ!」

わたしは思わず持っていた新聞を投げつけた。
だって彷徨がタオル巻いただけですごいスピードで走りよってきたんだから。
新聞が彷徨の顔面にぶつかった時に…我に帰って…あれがみゅうなことに気がついた。
中身がみゅうだといっても、恥ずかしいものは恥ずかしい。
むこうから彷徨が、服をくわえて歩いてくるのが見えた。

「ちょっと、彷徨!これ、どうなってるのよ!」
「に゛ゃっ!!」

どうなってると責められたところで、オレに何ができるというのだろう。オレが怒りをこめて鳴くと、未夢はちいさく、ごめんと言った。

「っくしゅっ。」

せなかがぞくってしてくしゃみがでた。
ぷるぷるからだする。

「はっくしゅん!!」

あたしはぬれたまんまのあたまをぶるぶるふって、みずをとばした。

「あー、ちょっとみゅう!今拭いてあげるから飛ばさないで!!」

わたしはいそいでタオルを持ってくると、かな…みゅうの体を拭き始めた。
こんな時に風邪なんか引いたりしたらしゃれにならない。
彷徨がくわえてきたパジャマを着せる。素直に腕を通す彷徨はなんだかかわいい。
なんか変な感じ。

「…ぱ、パンツは自分ではいてよね。」
「みゃん?」
「…にゃ…」

顔をそむけた未夢を横目にみゅうの着替えを手伝う。
四苦八苦して着替え終えると、終わった?と聞いてきた未夢ににゃんと答えた。
未夢はみゅうの髪をふき始めた。
やさしく、やわらかい笑顔を浮かべて。
そこで、オレの目の前で、「オレ」が気持ちよさそうに目を閉じている。
オレは生まれて初めて、「オレ」がうらやましいと思った。
自分に嫉妬してる自分が情けない。
何も出来ない自分に腹が立つ。

「みゃぁ〜ん」

きもちいぃ〜。
きもちよすぎて…ねむぅ…

「あっ…みゅう寝ちゃった…。」

さっきから、うとうとしていたみゅうが、わたしの方へコトリと倒れてきた。
こうして寝顔を見てると、普段の彷徨と何も変わらない。
何も変わらない。
何も。
なのに、わたしは、寂しさを感じていた。
彷徨が、そこに「みゅう」としているのはわかってる。
でも…ねこは喋らない。
よく恋愛小説とかにある「言葉がなくても通じる」なんてうそだよ。
だったらなんでこんなに寂しいのよ。
いつもみたいに喋ってよ。
いつもみたいにちょっといじわるに「ばぁか、くだんねーこと考えんなよ。」って言ってよ。

「…彷徨…布団借りるね。」

未夢はそういうとオレの部屋から布団を持ってきて「オレ」にかけた。
いらいらする。
ばからしいと思う。
でもオレ以外のやつに未夢が何かするのがいやだった。
それが例え「オレ」でも。
他のものなんか見るなよ。
オレのことだけ見てろよ。
オレは未夢にそっと近づいた。
未夢が気づいてオレを抱き上げた。
今まで考えてたことがバレた気がしてドキッとする。
未夢と目が合って、はっとした。
未夢の目がなんだか寂しそうだったから。

「…彷徨…。」

声に出したら、涙が出そうになった。
彷徨は何も言わない。
なに考えてるのかもわからない。
わかんないよ。
こんなに自分が弱いなんて思わなかった。
彷徨がいなきゃ…ダメ…みたい。
たりない。
彷徨が、彷徨が隣にいなきゃやだ。
やだ。
やだ。
私はねこの「彷徨」を抱きしめた。

「彷徨…さみしいよ…。」

締め付けられて、少し苦しい。
でも、こころの中はもっと苦しい。
こんな未夢に何もしてやれない自分が悔しい。
情けない。
すぐそばですやすや眠っている「オレ」に腹が立った。
未夢の腕の中で何も出来ないオレに腹が立った。
こんなに近くにいるのに、なんて遠いんだろう。
ぽたっ。
未夢の目から涙がこぼれた。

「彷徨…何か言ってよ…さみしいよ…ねぇ…」





気がつくと外はもう明るくて、時計を見たら6時を過ぎたところだった。
腕の中に彷徨がまだいたことに少し安心した。
中途半端に寝ちゃったせいか、体が重くて節々が痛い。

「あっ、未夢さんおはようございます〜。今日はずいぶんお早いんですね。」

ワタクシの言葉に未夢さんは小さくまぁねとおっしゃいました。
未夢さんの顔は少し疲れていて…頬には涙の跡がのこっています。
重い空気を吹き飛ばせるように、ワタクシは明るい声で言いました。

「今から朝ご飯作りますから、顔でも洗ってらっしゃったらいかがです?」
「うん」
「……にゃ…」

目が覚めたとき、未夢の遠ざかっていく後姿が見えた。
あのまま眠ってしまったらしい。
そして、オレはまだねこのまま。
ふっと、一生このままかもしれない、なんて不安が頭をよぎる。
未夢は…こんなオレをどう思うだろうか?
こんなオレをどうするだろうか?
未夢が居間に戻ってくるのが見える。

「…わたしさ…今日学校休むね。」

誰も何も言わなかった。
今日は学校に行くような気分じゃない。
それに、鏡で見た自分の顔があまりにも酷かったから。
わんにゃーがお皿を並べ始めたから、わたしもそれを手伝う。
…どうしていいのかわからないから…。
まだ、眠っていたみゅうを起こして朝ご飯を食べ始めた。

「あっ、ぱんぱぁ☆」

ふよふよと飛んできたるぅちゃまがねこ姿の彷徨さんに飛びつきました。

「に゛ゃっ!」

押しつぶされそうになったオレは、慌ててるぅをよけた。

「みゃっ!」

おみそしるのもうとしてたあたしは、ぶつかってきたかなたにびっくりしてちょっとこぼした。

「あ〜ぅ」
「ちょっとるぅくん、何してるの!?」

るぅくんは人差し指を彷徨に向けた。
そして彷徨をふわりと持ち上げた。

↑高く。↑
↑たかく。↑
↑たかくぅ〜↑
↑高いっ!?↑
天井近くまで持ち上げるとるぅちゃまは彷徨さんを放しました。
↓落ちる!↓
↓おちてくるぅ!?↓
↓落ちてる!!↓

がつん☆
ばしゃ

「彷徨、みゅう、大丈夫!?」

わたしは慌ててふたりに駆け寄った。

「っ…いってぇ…あれ?」

オレは味噌汁まみれになった髪をかきあげた。

「みゃぁ〜」

あたしはおみそしるまみれの体をなめた。

「……戻った……」
「きゃっきゃっ♪」
「…ふたりでシャワー浴びておいでよ。」

なんだか呆然としている彷徨がおかしくて…わたしは笑いを飲み込みながら言った。

「……ぶはっ…あはっあははっ」

急に笑いがこみ上げてきた。
オレが笑い出したのを見て未夢も笑い出す。
ひとしきり笑い終えるとオレはみゅうを抱き上げた。

「シャワー行ってくる。」





「こらみゅう!まだ拭いてねーんだぞ!」
「みゃぁん」

あたしはきがえてるかなたから、にげだした。
みゆ〜きょうもふいて〜

「うわっ!」

わたしはみゅうを抱き止めるとタオルで拭き始めた。
彷徨の足音が近づいてくる。
みゅうは気持ちよさそうに目を閉じている。
彷徨は冷蔵庫から牛乳を出すとそのまま飲み始めた。

「ちょっと!口つけて飲まないでよ!」
「大丈夫だって、飲み終わるから。」
オレはぐいっと牛乳を飲み干した。
みゅうはそのまま未夢に抱かれたまま眠ってしまったのか、動かない。
ふと、昨日の夜のことを思い出してしまった。
なんで、こいつばっかり未夢にくっつくかなぁ…。
ねこにまで嫉妬している…。
…寒い。

「えっぐしゅっ!」
「彷徨、風邪引くよ!」
「…ふいて?」

差し出されたタオルを思わず受け取ってしまった。
彷徨が私の前に腰を下ろす。
…意味がわからない…
いや…わからないわけじゃない…
ただどうして彷徨がそんなこと言い出すのかがわからない。

「みゅうは拭いてんじゃん。」
「…しらない。」

オレの言葉に未夢はそのまま後ろ向きに座りなおしてしまった。

「未夢?」
「…わたし…怒ってるんだからね。」

悔しくて仕方がない。
彷徨の一言一言に振り回される自分に。
それでも彷徨がいなきゃダメな自分が情けない。

「わたし怒ってるんだから!」
「未夢?」
「だって、気づいたら彷徨、みゅうになってるし。みゅうは彷徨になってるし。彷徨おとなしいの気持ち悪いし。頭パニックだし。さみしいし。ぶつかったら戻ってるし。…もうなんなのよ!」
「なんなのって言われても…オレもわかんない。」
「わたしひとりで泣いたりしてバカみたいじゃない!」
「ごめん」
「もう勝手にねこになったりするの禁止だからね!」
「…お前さ、不可抗力って言葉知ってる?」
「しらない!」

ふっとため息をつくと、冷えてることに気がついた。
少し体を後ろにずらして未夢の背中に背中を合わせる。
あったかい。

「彷徨?」
「…冷えちゃってさ。」

彷徨はわたしの手に手を重ねた。
冷たい。

「…わかった…努力はする。」
「努力?」
「…こういう事がないようにします。」「ほんとに?」
「ほんとに。」

未夢がふっと息を吐いた。
っえっぐしゅん!
背中からぬくもりが離れた。

「いつまでも、そんなカッコしてるから冷えるんでしょ!」

わたしは彷徨からタオルを取ると後ろから彷徨の頭をぐしゃぐしゃ拭いた。
結局…彷徨の言うとおりに。

「痛いって!」

未夢はもう一度強くぐしゃっとして、今度は静かにオレの頭を拭き始めた。

「ふぁ〜ぁ」
「彷徨眠いの?」

彷徨はこくりとうなずいた。
やっぱり彷徨もよく眠れなかったのかもしれない。

「もういいよ。」

オレは未夢の手を止めた。
手をつかんだまま未夢の方へ向きなおった。
未夢の手から伝わってくる熱が心地よい。
こいつは…もしかしたら…ものすごくあったかいんじゃないだろうか?
オレはそのまま未夢を抱き寄せた。
冷えた体に温もりが広がる。
あったけー。

「ちょっ、彷徨…」

彷徨はわたしを抱えたままごろりと横になった。
すごく間近に彷徨の顔が見える。
彷徨はもう一度あくびをすると、眠いと呟いて、眠る体制に入ってしまった。
目の前の彷徨の寝顔は、昨日と同じだけど、やっぱり違う。
ふぁ〜っ。
穏やかに眠っている彷徨をみていたらわたしも眠くなってきちゃった…。





「未夢さんも彷徨さんもよく眠ってらっしゃいます〜。」

ワタクシはおふたりに毛布をかけました。
…それにしても…ラブラブですぅ〜。

「…みゃ…」

おきたらみゆとかなたがねてた。
いっしょに、ぎゅーってして。
やっぱりみゆとかなたはなかよしなのすごくいい。
みゅうもなかよしする〜。
まぜて〜まぜて〜
あたしはみゆのとなりにごろんてした。





れなさんからのリクで「ねこ」でした。
前前から…入れ替わりは…定番としてやってみたいかなとは思ってたのですが…未夢と彷徨が入れ替わるのはなんだか…それこそ定番過ぎるなぁと思ってあきらめてました。
ちょうどネタ的にドラマで入れ替わりものとペット(?)ものをやっていたのも原因かしら。
書いてるうちにずらずらと長くなって…自分で終わらなくて焦りました。
話自体は2週間も前に完成してたのに…二回データをふっとばしてしまって…泣く泣く打ち直し(泣)
どうこう言ってるうちに…18になるわ、文化祭まであと一週間切ってるわ、また体調崩しかけるわで…PCに触れる時間がめっきり減ってしまって。
気づいたらもう1ヶ月も更新してなかったですしね。
もう少し頑張らなくてはですね。

(初出:2003.07)

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