作:杏
「ねぇ彷徨?」
「んー?」
「ワンニャーって、料理上手よね?」
「まぁ、そうだな」
「掃除も洗濯も完璧よね??」
「あぁ…。 …何が言いたいんだよ?」
「今日のハンバーグも、ワンニャーの手作りだったよね?」
「…で?」
「あんなに毛むくじゃらのワンニャーの手で、わたしたちの食事は作られてるのよ?
わざわざ変身して作ってるの見たことないし。
なのに一度も、1本たりとも、ワンニャーの白い毛が入ってたことってないじゃない?」
「…た、確かに…。 ワンニャーが拭いた皿も、畳んだ服も、ワンニャーのあとに風呂入っても、いつもキレイだよな…」
「わたしたちだって、髪の毛の1本や2本は気付かずに落としちゃってるわよ!
いくら念入りに掃除してくれてるとは言っても、全く落ちてないのは、おかしくない?」
「「…ワンニャー!」」
「は、はい〜?」
「ワンニャーの毛ってどうなってるの!?」
「全く生え変わらないのか? 伸びもしないってことか!?」
「そ、それは〜〜〜〜…」
「「それは!?」」
「秘密ですぅ〜!」
「あっ! 逃げた!」
「追うぞっ!」
果たして、未夢と彷徨はワンニャーの謎を解くことができたのか?
その真実は如何に!?
乞うご期待!
(いや、続きません。。 ^^;)
初めての拍手御礼小話です。
増えてきたので、ちょっと整理しようかと思いまして。
たったこれだけの量なのに、なんだか未熟なたどたどしい感じが満載です(^^;
ちょっとは成長できていればいいのですが…。。