私の気持ち

準備☆A

作:久保真理

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布団を干してから、組み立てのローテーブルを2つもってお堂に向かった。

「あ、彷徨?終わったよ〜」

もともと、未夢が昨日軽く掃除してくれたいたから、キレイだ。

「さんきゅ。次はこれ、組み立てて」

そう言ってローテーブルを一つ置いた。

「あいあいさ〜」

2人で一つずつテーブルを組み立ててくっつけておいた。

一緒に持ってきておいたテーブルクロスをかけると、そこそこきれいに見える。


「次は?」

未夢から聞いてくる。

「次は、夜ご飯作り。下ごしらえ、だな」

そう言って腰を上げる。

2人で台所に向かった。


「何作るの?」

「から揚げと、チンジャオロース。カボチャの煮つけ。炊き込みご飯てトコかな」

上を見つつ答える。

「かぼちゃ」

ぷと笑って小さく言ったけど、彷徨にはばっちり聞こえてる。


「うっせ。未夢だってスキだろうが」

「それは、彷徨につられたんですー」

べーと舌を出す。

そのしぐさは、凄く可愛くて。

彷徨の胸はドキンと高鳴った。




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