影に隠された真実  

〜第八話 策〜

作:朴 ひとみ

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「賭け・・・?」
「ああ。」

マイッシュは話し始めた。
「と言っても、君はただ僕の行動にひっかかっているだけでいい。
いざとなったら、言うから。」

エドが驚いていると、マイッシュはエドの返事を聞かずに立ち上がった。

「メイック!!」
マイッシュは大声で話しかけた。
「?なんだぁ?命乞いか?」

メイックは冗談で言ったつもりだった。
しかし、マイッシュは土下座をして言った。

「お願いだ!マリーはどうでもいい!僕を助けてくれ!!」



マリーから涙が出た。

「マイッシュ・・・?」

「ああ、そうだ!マリーなんてどうでもいい!助けてくれ、この僕を!!」

「な・・・何を言っているんだマイッシュさん!?」

エドはマイッシュへ駆け寄った。

「嘘だろ!?まさか・・・」


「・・・本当か?」

エドの問いにマイッシュは頷いた。
エドは思いっきりマイッシュの頬を叩いた。

「ああ、そうかよ!!」
エドが叫んだ。
「そんな、大事なものまで捨てて助かりたいのかよ!!見損なったぜ!!」

マイッシュはまだ下に俯いていた。

「・・・わかった。」

メイックは頷いた。

「お前は助けてやろう・・・まだ、使い物になりそうだしなぁ。え?」


メイックはマリーに近寄った。

「ということだそうだ、お嬢ちゃん。恨むんならこのマイッシュを恨むんだな。」

マリーは後ずさりしていったが、壁にぶつかった。


「あ・・!いやぁ・・・・!!」




「さよなら、お嬢ちゃん!!」



















メイックが、持っていたナイフを振り上げた。



















その時、マイッシュが叫んだ。

「エドワード!今だ!」


























メイックは突然のことに、後ろを振り返った。

























エドが飛び膝蹴りをした。








「うわぁぁぁぁ!!」







メイックは後ろへ飛ばされた。




「てめえらっ・・・!!」



メイックはナイフを持ち替えた。





「タダじゃおかねぇ・・・!!」







エドは手を合わせた。





「それは・・・どっちだ!!」






エドは錬成して、床から大きな手を出した。

「今まで、マリーのこともあって錬成が出来なかったが・・・今なら出来るぜぇっ!!!」



手はグーになり、メイックに向かって思いっきり殴った。





「ぐほおっっっ!!」





メイックはのびてしまった。



「ふぅ・・・一件落着!!」


エドは意地悪くニヤッと笑った。






こんにちわ、朴です。
ごめんなさい、遅くなってしまって・・・。
しかも、やっと出来たかと思ったら短くて・・・orz.

さてさて、「影に隠された真実」も、次で終わりになりそうです。
いや、もうちょっと続くかも(笑)
ぜんぜんアルのこと書いていませんしね。

ではでは、また「影に隠された真実」で会いましょう!

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