作:朴 ひとみ
「っ・・・・・・・・・!!」
メイックのナイフは、エドの顔に刺さりそうになった。
しかし、間一髪でエドは避けた。
そして、エドは一瞬のスキで刃をメイックの喉元につけた。
「まだ、やるのか?」
エドの言葉にメイックはフッと笑った。
「もちろんさぁ・・・。だって俺は・・・・」
メイックが素早く身体を後ろへ回転させ、右手にさっきのナイフを持ちエドに向かって突進してきた。
「あきらめが悪いんだよっっっっっ!!!!」
エドは横に避けた。
そしてナイフを持っていた手を叩き、落とさせた。
「っち・・・・・・・・!!」
エドは横蹴りをくわせようとした時。
「兄さん!?エド!?」
「マリー!?」
マリーが階段の近くにいた。
驚くエドに、一瞬スキが出来た。
「もらったぁぁぁぁ!!」
エドに思いっきり腹をめがけて蹴りを入れた。
エドは受身の態勢になろうとしたが、間に合わなかった。
「エド!!!!」
マリーがエドの傍に駆け寄った。
「兄さん!?なんてことを・・・・・・・」
「・・・マリー・・・・」
エドが立ち上がった。
「こいつは・・・マイッシュじゃない・・・メイックという・・・悪者だ・・・」
メイックは気味が悪い声でハハハと笑った。
「まさか・・・・違うわよね・・・・?マイッシュ・・・?」
マリーはメリックの方へ顔を向けた。
「お願い・・・違うと言って・・・・マイッシュ・・・!」
「残念だが・・・」
メイックが口を開いた。
「そいつの言っていることは本当だぜぇ・・・お嬢ちゃん・・・!」
マリーは頭を抱え、涙を流しながらフフフと笑った。
「違う・・・違うに決まっているわ・・・!」
「メリー・・・・!」
エドが声をかけた。
「現実を受け止めろ!!」
「そのチビの言うとおりだぜぇ、お嬢ちゃん。なら、悲しい現実を見せてあげよう。」
メイックは一つの大きい箱を開けた。
そこには。
「マイッシュ・・・・!?」
縄でがんじがらめにされ、口にテープを貼られていた。
「これが、真実さぁ・・・・!」
今回は、間が多すぎですね・・・。しかも、進んだような進んでいないような・・・。
微妙だ!!微妙すぎる!!
次回はエド挽回ですかね。今やられてしまっているし・・・。
ってかアルが放置プレイ。いや、アルのことも書きたいんですけどね、どこで書けばいいのか分からないみたいな感じです・・・orz.
いっそのこと番外編でも作るか・・・・?