影に隠された真実  

〜第五話 真実〜

作:朴 ひとみ

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飛び出していったエドは、マイッシュが持っていた拳銃を斬った。

体形を持ち直し、蹴りを入れようとしたその時。


「動くな!!」


マイッシュの子分らしき男が、エドの背後に現れ、拳銃をエドの後頭部につけた。


「マイッシュさんに手を出すな!くそチビ!!」







「・・・・・・・・チビ?」







「ああそうだ!!このチビ!!」








ここにアルがいたら、きっとエドのことを止めていただろう。
しかし、今アルはいない。
したがって、エドを止められる者はいない。







「だぁれぇがぁ・・・・・・・」









エドが鬼みたいな声を出した。










「だれが拳銃にもあたらない程の豆粒ドチビかぁーーーーっっっ!!!!」















最大の禁句を二回も言われたエドは、男の方を向くと襟首を掴み投げ飛ばした。


「や、やべぇぞ、アイツ・・・・・」

他にいた男たちも立ち向かっていくが、マジギレ状態のエドにはかなわなかった・・・・。














やがて、エドが落ち着きをを戻した頃には、子分たちは全員伸びていた。


「はっはっは・・・・・」

笑い声を上げたのは、マイッシュだった。

「まさか君が、こんなに強いだなんてね・・・・・。」


マイッシュがエドに近寄ってきた。


「君、何者だい?」


そのセリフを言ったとき、明らかに顔つきが変わっていた。



「てめぇこそ・・・・。お前、本当に『マイッシュ』さんなのか。」


エドが睨みつけた。




「本物か、だって?」



「ああ・・・・。宿にいるとき、昔マリーとマイッシュさんの写真を見たが今を見ると・・・どうも、同一人物とは思えないな。」



エドがそう言い終わったとき、マイッシュは自分の顔を掴んで、ハハハ・・・・と笑った。











「ご名答・・・・!僕・・・・いや、俺はマイッシュではない。メイックだ・・・・。」










「ずいぶんと素直に教えるんだな。」

エドがそう言ったとき、メイックはニタァ・・・・と笑った。







「そりゃあ、そうだろ・・・・。だってお前は・・・・・」






メイックは背中に隠していたナイフをエドに向かって振りかざした。







「お前はここで死ぬのだからなぁぁぁぁっっっっ!!!」


















とうとう、第五話ができましたーー!!

って、あんまり進んでないし・・・・・orz

さてさて。この第五話の話ですが・・・・。
最初、重大な失敗をしてしまいました。


GW疲れのためか、「前書き」に本文を書いてしまったのです!!!

あわてて直しましたが・・・・・。

いや、まさか自分でもこんな失敗をするとは思いませんでした(汗)

しかも、登場人物の名前忘れたり・・・・。


こんなんでも、まだ続きますのでよろしくお願いします!!



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