作:水上うらら
「ついたぁ〜・・・わぁ・・・すごーいっ・・・」
公園は、クローバーが一面に広がっていた。
あるかな
あるかな
あったらいいなぁ―・・・
「未夢・・・おまえ・・・こん中から本当に探すのかぁ?」
彷徨の心配そうな声。
「あっったりまえよぉ!!ほら、探して!」
赤い学校のカバンを、もう花の散ったさくらの木の下に置いた。
「よぉ〜しっ、探すぞぉっ!」
「・・・しょーがねーなぁ・・・」
くすりと笑う彷徨。
彷徨じゃなきゃ、ダメなんだから・・・
わたしは・・・
彷徨じゃ なきゃ・・・・・・・・・・・
何分経ってしまっただろう。
「はぁー・・・みつからないねぇ・・・」
「なぁ、未夢・・・」
「ぅん?」
「明日また来ようぜ〜・・・今日はもう帰・・・ふぁ〜ぁ・・・」
「だーーめぇっ!!今日見つけるのぉ!!!」
「・・・おやすみ・・・」
ごろんと寝転がり、そのまま寝ちゃった彷徨。
「あぁぁーっ!!もぅ・・・・・・い-もんっ、一人で探すもんっ!!」
暖かい陽だまりの中。
寝ている彷徨にそっ・・・と近付く。
長ぁいまつげ。
整った寝息。
・・・彷徨って 女装したら とてつもなく美人なんじゃ・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
や、やだ・・・
やっぱ彷徨はそのままじゃなきゃやだぁ〜っ!!
こんな事、想像しなきゃ良かったぁ・・・
思わず笑い そっとクローバーの群れに戻る。
・・・・・・どんなに探しても三つ葉ばかり。
四つ葉があっても『一枚だけ葉が白い』のはない。
ほんとに・・・あるのかなぁ。
ううん、あるよね!!ぜったい。
よぉしっ
未夢、ファイトファイト お〜っ!!
・・・・・・・・・眠くなっちゃったぁ・・・
もう一度彷徨に近付き隣に寝転がる。
おやすみ〜・・・
水上うららです。。。
このお話、もうちょっと続きますよぉ〜
朴しゃん!!
これからの話がかなり原文と違うけど・・・
気にせず読んでくださいねぇ?
みなしゃん!!
がんばって投稿しますんでどうぞよろしくです〜★
でゎ、magic4までさようなら。。。