4つのはーと

〜magic3

作:水上うらら

←(b) →(n)




「ついたぁ〜・・・わぁ・・・すごーいっ・・・」



公園は、クローバーが一面に広がっていた。


あるかな


あるかな


あったらいいなぁ―・・・


「未夢・・・おまえ・・・こん中から本当に探すのかぁ?」

彷徨の心配そうな声。

「あっったりまえよぉ!!ほら、探して!」

赤い学校のカバンを、もう花の散ったさくらの木の下に置いた。

「よぉ〜しっ、探すぞぉっ!」

「・・・しょーがねーなぁ・・・」

くすりと笑う彷徨。



彷徨じゃなきゃ、ダメなんだから・・・




わたしは・・・




彷徨じゃ なきゃ・・・・・・・・・・・




何分経ってしまっただろう。

「はぁー・・・みつからないねぇ・・・」

「なぁ、未夢・・・」

「ぅん?」

「明日また来ようぜ〜・・・今日はもう帰・・・ふぁ〜ぁ・・・」

「だーーめぇっ!!今日見つけるのぉ!!!」

「・・・おやすみ・・・」

ごろんと寝転がり、そのまま寝ちゃった彷徨。

「あぁぁーっ!!もぅ・・・・・・い-もんっ、一人で探すもんっ!!」


暖かい陽だまりの中。



寝ている彷徨にそっ・・・と近付く。




長ぁいまつげ。


整った寝息。


・・・彷徨って 女装したら とてつもなく美人なんじゃ・・・




・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。




・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。




や、やだ・・・

やっぱ彷徨はそのままじゃなきゃやだぁ〜っ!!

こんな事、想像しなきゃ良かったぁ・・・

思わず笑い そっとクローバーの群れに戻る。


・・・・・・どんなに探しても三つ葉ばかり。


四つ葉があっても『一枚だけ葉が白い』のはない。


ほんとに・・・あるのかなぁ。

ううん、あるよね!!ぜったい。

よぉしっ

未夢、ファイトファイト お〜っ!!



・・・・・・・・・眠くなっちゃったぁ・・・


もう一度彷徨に近付き隣に寝転がる。





おやすみ〜・・・


水上うららです。。。

このお話、もうちょっと続きますよぉ〜

朴しゃん!!

これからの話がかなり原文と違うけど・・・

気にせず読んでくださいねぇ?

みなしゃん!!

がんばって投稿しますんでどうぞよろしくです〜★

でゎ、magic4までさようなら。。。

←(b) →(n)


[戻る(r)]