作:とっちゃん
部屋から出ていないで!!!
十萌はそれを祈りつつ走った。
友達が無事いでありますように。
「十萌。遅いなぁ・・・・」
十萌の部屋でちょこんとすわって待っていた。
「・・・・ちょっとくらいでても平気だよね?」
そういってすくっと立ち上がった。
念のため。書置きをする。
−ちょっとトイレ行って来る。すぐ戻るから−
そう書いて、部屋を出て行った。
手紙は分かりやすいように、机の上において。。。。
バタバタバタバタバタバタバタ・・・・・・
ガッと襖を開ける。
そこに友達の姿はない。
「どうしよう・・・・」
つぶやく
机の上に手紙があるのに気が付く。
−ちょっとトイレ行って来る。すぐ戻るから−
トイレの場所なんてあの子は知らない。
もし、もし客に出会ってしまったら。
・・・・・・・・!!!!!!!!!!!
考えないことにする。
急いで探さなくっちゃ!!!!
十萌はその手紙を握り締め、走って出て行った。
ちょっと短いです。
この先、友達がどうなるか。
変な客に捕まってしまうか。
いい客に助けてもらうのか。
十萌が見つけ出すのか。
何事もなく終わるのか。
どうなるんでしょーか♪♪
書いている私もウキウキですっ