作:とっちゃん
水都あくあ先生の、GO!ばあじなる花遊記の続きを想像して書きました。
主人公・北三条 十萌
中学2年生で天涯孤独の身となり、親の1億の借金のため遊女屋に売られ、
花魁となる。が、春はうっていない。梗牙と婚約
碧乃 梗牙
十萌の売られた先の主人。
十萌と同じ年で同じ学校の同級生。
十萌と婚約している。
華鳥
小さい頃こうがに気に入られ、青楼殿に行く。
現在青楼殿の看板花魁で、『太夫』の称号を持っている。
梗牙を弟のように思っている。
現在高校3年生
勝良
梗牙のお付きみたいな人
梗牙のためならなんでもする。
現在20歳
州南
十萌の母、しずくが初恋の相手。
十萌が春を売らずにすむように、つきに何度かお酒の相手をしてもらいにくる。
二人が婚約し、中学3年生となった。
二人が婚約したこと、そして十萌が花魁となったことはクラスの誰にも言っていない。
「こーがくんっ。学校行こっ♪」
「あぁ、そうだな。行くか。」
青楼殿をでて、学校へ向かう。
碧乃 梗牙といえば、”ネオヨシワラの2代目やくざだ!!”
と皆思っている。つまり、怖いのだ。
実際は、やくざの2代目ではなく、青楼殿の2代目主人なのだが。。。
ー学校ー
「十萌っ碧乃くんと学校に来たのっ?!」
クラスの友達がびっくりする。
「え、あ、や。うん。校門であったんだ〜」
まさか一つ屋根の下なんて。いっ言えないっ!!
「よく碧乃くんと一緒にいれらるよね。十萌」
やくざと・・・という言葉が隠れているカンジがする
「梗牙くんはやさしいもん」
本当のことだもん。皆は見かけやうわさしか信じていない。
本当の梗牙くんはやさしいもん。すっごく。
「十萌って変わり者だよね・・・・」
「うん。」
そうかなぁ〜と思いつつ。流しておいた。
今日は州南さんが来る日だ。
早く帰ってしたくしないとなぁ。。。。
早く借金がなくなるといいな。
そしたら、梗牙くんと・・・・・・・・・・・
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そんなことを考えていたらいつの間にか放課後に。
このこと知ったらお母さんに怒られそーだなぁ・・・・
十萌の母・しずくは京都の花魁していたことがあり、
『お母さんが十萌の歳の時にはもう働いてて、学校行く時間なんてなかったんだからね』
が口癖だったのだ。
「なにぼーっとしてんだ?十萌。帰るぞ」
「ひゃ?」
気が付いたらもうクラスの皆は下校したみたいだった。
校門のほうを見ると、勝良が車をつけて待っている。
「あっ!ごめん。急がなくっちゃね。今日州南さん来るもんね」
いそいで帰る仕度をする。
その後姿をみながら言った。
「今日はこないだろ?昨日来たし」
「・・・あ、そか。ぢゃ、今日ってどうして勝良さん。迎えに来てるの?」
「今日はウチお抱えのブティックが来るから。」
「やったぁー!!今日また新しい服買えるんだっ♪♪」
わーいと喜ぶ十萌をみて梗牙もとてもうれしそうだった。
「この服カワイイ〜w」
一着のワンピースタイプの服を手に取り十萌は喜んでいる。
「コレください。」 「4.000円だよ」
4.000円を店員さんにわたし、自分の部屋に帰って着てみる。
そして部屋をでて、梗牙の部屋に向かう。
「梗牙くん。コレどぉ??」
「早速買ったのか。似合ってるよ。可愛い」
///////
「入るわよ。梗牙。あら?十萌ちゃんもいたのね。ちょうどよかったわ」
そう言って華鳥はにっこりわらって入ってきた。
「かっ華鳥さん!!」
「!これるのか?」
梗牙は華鳥がなぜ来たのかわかるが十萌はわからず頭の上に?がいっぱいついている。
「ええ。?十萌ちゃん言ってなかったの?」
「あぁ、これるって分かってからのほうがいいかと思って。」
華鳥はくすっと笑って、十萌のほうを向いた。
「今度学校で授業参観あるでしょう?」
「え、あ。うん。」
でも、まだ分からないといった表情。
「私が行くのw 一様梗牙の姉ってことにしてね。
ご飯も私が作るわ。一緒に食べましょww」
「来てくれるのっ?!やったぁ!!華鳥さんのご飯美味しいんだよね♪」
両手を挙げて喜ぶ十萌。
授業参観当日。
一時間目から放課後まで保護者の出入りは自由だ。
三時間目が始まるときに華鳥が来た。
「梗牙。十萌ちゃん。がんばってる〜?」
「華鳥さん!!」
「華鳥」
すると、つんと十萌の服のすそがつつかれた。
「あのひとだぁれ?碧乃くんと十萌の知り合い?」
「あ、華鳥さんは・・・梗牙くんのお姉さんだよ」
一瞬詰まってしまった。
でも、もしここに。華鳥さんのお客さんが来てしまったら、どうなるのだろう。
もしかして、かなりヤバイんぢゃ・・・・
授業が始まる。
数学
x2《の2じょう》+6x−7=0
「じゃぁ、北三条。」
「はい」
(x+7)(xー1)=0
x=−7.1
すこしつまった。
「はい。正解です。では次の問題は・・・だれか保護者の方。やってみませんか?」
保護者にふる。と。
すっとすぐに手を上げた人がいた。華鳥だ。
「では、お願いします。」
x2+2x+1=0
(x+1/2)2=0
x=1/2
すらすらと書いた。
おぉー!!と歓声が上がる。
華鳥はすぐに人気者?になった。
お昼
「華鳥さん。一緒にご飯食べませんか?」
と、言ってくる生徒も多い
「とーもえっお昼食べよっw」
「ごめん今日は他の人と食べる約束しちゃったんだ。」
「そっか。わかった」
すると、華鳥がこちらを向いた。
「十萌ちゃん。行きましょw」
「うん!!」
3人は、屋上に行った。
いつも屋上は開いているので、特に珍しいわけでもないので人はいない。
「華鳥さんのご飯はやっぱり美味しい〜w」
「本当だな。」
十萌の言葉に梗牙も同意する。
「そんなこと言われるとうれしいわねぇ〜作ったかいがあるわっww」
華鳥は喜んだ。
「華鳥さんって、私服も花魁姿もきれいだし。制服もすごく似合ってる。すごいなぁ」
「そう?フフフ。
十萌ちゃんも私服も制服も花魁すがたもきれいだしカワイイわよ。ねぇ3代目w」
「あぁ。」
顔を赤らめながらぼそりと梗牙も同意した。
すると小声で誰かが言った。
「北三条が・・・花魁? 碧乃が、2代目と関係あるのか・・・・?」
ご飯が終わると、華鳥は帰っていった。
お昼休みが終わって、十萌は梗牙とともに教室に戻った。
「碧乃くんのお姉さんは?」
「えー!!残念。話してみたかったよー」
本当に残念そう。
「なに聞きたかったの?」
「家では碧乃くんどんなカンジかなって。
家がやくざなんて信じられないくらい言いお姉さんよね!!」
「ははは」
本当はやくざぢゃないんだけどねー。
しかも、お姉さんぢゃないし。。。。
「十萌は何か知らないの?」
「華鳥さんは、いい人だよw
勉強をよく教えてもらうんだぁ〜w頭いいんだよ」
「どんななかなのよ。」
どきっとする。
ただのつっこみなんだけど・・・
「超の仲良しだよ♪」
友達だから、いいたいきもする。でも、言わないほうがいいのかもしれない。
友達にウソをつきたくない。
でも、時にはウソをつくほうが親切だってときもある。
こんにちわ!!
初の他作品です。
タイトルにあるように、GO!ばあじなる花遊記
という漫画の続きを想像して書いたものです。
水都あくあ先生の漫画なのですが・・・・
キャラが少々。いや、かなり変わってしまった気がします。
他作品は難しいです。
てゆーか、実際華鳥のお客も来ていたのでしょうか?
私にも分かりません。
ここまで読んでくださり、ありがとうございます。