作:とっちゃん
未夢以外なんて、いらない
彷徨にしてはかなりの毒舌だった。
そういわれた未夢は真っ赤になりながらも喜び、
他の女子は、怒っていた。
あんなこより、私のほうが絶対にいいし、絶対私のほうが大好きだ。
そんなことを思っているんだろう。
沈黙が続く中彷徨が最後に一撃をはなつ
「全員、自分が作ったもんもって出てけ、」
「あっても邪魔だ」
渋々女子は帰っていった。
ぽんっと彷徨は未夢の頭をたたいた。
「料理、うまくなったじゃんか一瞬コレじゃないかと思ったぜ。
ま、毎日夜中に練習してたんだし、コンくらいは当たり前かな」
さらに赤くなる。
未夢の顔
「ななななな、何で知ってるのっ?」
「見てれば分かるってーの。毎日かなり眠そうだったし。
ワンニャーが片付けてたみたいだけど、料理失敗の後とかあったし」
突然未夢は彷徨に聞いた。
「私、勝ったんだよね?負けてないよね?彷徨と離れなくっていいんだよね?」
涙目になって彷徨を見上げる。
そんな未夢を愛おしく思う。
彷徨は手を伸ばし、未夢を捕まえる。
そして、ぐいっと自分のほうへ引き寄せた。
「よく頑張ったな未夢。お前は勝ったんだ。俺から離れる必要はない」
「もしお前が負けたとかいって俺から離れようとしても」
ぎゅっと未夢を抱きしめる。
「こうやって絶対に放さないからな。」
「うん。。。ありがとう彷徨・・・・」
そう言って、未夢は彷徨の胸に顔をうずめた。
彷徨はそれをやさしく手でつつんだ。
☆おまけ☆
「どうしてあの時彷徨すごい冷たかったの?」
あの冷たい目には未夢も少々驚いたのだ。
あんな彷徨。始めてみた。
「ん〜。
マジメにいやだったってのもあるし。
そんでもしないと、また未夢に勝負持ちかけてくるかもしれないだろ」
すると未夢は頬を膨らませて言った。
「ふん!!もうあんな挑発は乗らないもんね!!
もしまた乗ってもぜーーーーったいに勝つもん!!」
「彷徨は、私のものなんだからっ!!」
すると彷徨が言った。
「なにいってんだよ」
そういって未夢を抱きしめた。
コツンと未夢のおでこに自分のおでこをつける。
顔が近い。
彷徨はにやりと笑って言った
「おれが、お前のものなんじゃなくって。お前が俺のものなんだよ」
「っ//////」
END
ここまでのお付き合いありがとうございました。
最初はもっと長くしようと思っていたんですけど、
ちょっとめんどくなりまして・・・《おい!!
あんなに冷めた彷徨ははじめてみましたぁ《お前がつくったんだろーが
最後はかなーりラヴラヴに終わったと思います。
あー!!
いいなぁラヴラヴww
恋したいです〜ww