作:遊星 桜花
「かぁ〜なたっ」
「ん?」
「ね、ね!今度の日曜日にプラネタリウム観に行かない!?」
「プラネタリウム〜?」
「うん!ななみちゃんから3枚チケットもらったんだ。ななみちゃんは星とか興味ない
から〜って」
「へ〜」
「だから〜!行こうよ!ルゥくんと3人で!ね〜ルゥくん」
「ぁ〜い、まんま、ぱんぱ!」
「まぁ、ルゥが行きたいなら3人で行くか」
ドア影から覗くものが1匹・・・
「あの〜未夢さん、彷徨さん、どちらに・・・?」
「げっ、ワンニャー」
「存在忘れてた・・・」
「みなさんあんまりですよ〜!このわたくしを置いて行くなんて・・・」
「毎日彷徨さんと未夢さんのご飯、彷徨さんと未夢さんの洗濯物、彷徨さんと未夢さんの
お弁当、彷徨さんと未夢さんの部屋の掃除・・・」
「あ〜ゴメンってワンニャー!」
「ど〜しよ〜彷徨〜」
「オレに言われてもなぁ・・・」
「どうせ・・・どうせわたくしは置いていかれる身なんですね・・・」
「そうだっ!ワンニャーバッチに変身してついてきたら!?」
「いい考えです!さすがです未夢さん!」
「へへ、でしょ〜」
「お前、こーゆー時だけ悪知恵が働くんだな」
「悪知恵じゃないも〜んっ」
・:*:・゜'★.。・:*:・゜'☆・:*:・゜'★.。・:*:・゜'☆
―日曜―
「ねぇ、どこに座る?」
「今日はあんまり客がいないんだな」
「貸切状態ですぅ〜」
「しっ!ワンニャーは声出しちゃだめだよっ」
「わ〜にゃっ、めーっ」
「すみません〜」
アナウンスが始まる
「なんかドキドキするね、彷徨!」
「プラネタリウムなんてオレ行ったことなかったからな〜」
「わたしもわたしもっ!」
「ルゥ、お前の星が見えるかもしれないぞ?」
「あぁ〜きゃっ」
天井いっぱいが星空に変わり、宇宙に変わり、いろいろな星が紹介されていく・・・
「あ、あれは!」
「どうしたの?ワンニャー」
「オット星です・・・」
「あれがっ!きれいな星だね!」
「ルゥとワンニャーはここから来たのか・・・」
「まんま・・・ぱんぱ・・・」
ルゥの目が涙でいっぱいになる
「ルゥくんっ・・・?さみしいんだね、ルゥくん・・・」
―ギュッ―
未夢はルゥを抱きしめる
彷徨はルゥの頭を優しくなでる
「ルゥ・・・ルゥにはオレ達がいるだろ?」
「そうだよ、ルゥくん」
ルゥは彷徨と未夢を見つめる
「まんま、ぱんぱっ」
笑顔になるルゥ
ルゥの笑顔を見て、見つめ合う未夢と彷徨
今また
家族のキズナが
強く
結ばれた―――
まずは・・・
10000hit達成!ありがとうございます!!!
もうほんっっとうに嬉しいです(★>∀<)ъ全てみなしゃんのおかげです!!!
プラネタリウムを恋人と観に行ってみたいなぁ〜泣
これからも だいすきだよ をヨロシクお願いいたします(ペコリ)
P.S.最後の方、少し変?ですね。すみません(;_┐)
それから、私サイトにも同じ小説をUPしているのですが、こちらに載せている文章は
少し訂正してあります(*>⊥<*)