作:ハッチャン
「まいダーリンルゥ〜!ワンニャー、ルゥいる?遊びまちょ」
「ルゥちゃま〜ももかさんがいらっしゃいましたよ〜」
「会いたかったわ、ルゥっ!」
「きゃぁ〜もんもっ!」
「朝からテンション高いですなぁ、ももかちゃんは」
「そうだな...」
今日は日曜日。ももかは幼稚園が忙しかったので久々に西遠寺にきた
「こんにちは、ももかちゃん」
「こんにちは、おばたん、彷徨おにいたん」
「お、おば...!?」
(な、なんですって...なんでいつもいつもおばたんって言うかなぁ)
「おばたん、今日は邪魔ちないでね。ルゥとおデートちゅるの」
「そ、そーですか...」
「ももかちゃん、今日はルゥと一緒にいていいけど、外はダメだからな」
「わかったわ...彷徨おにいたんが言うなら、ちょうがない(しょうがない)わね」
(よかった...また花小町がきたら面倒なことになるもんな)
ルゥとももかは居間で仲良く遊んでいる
(ふふ、ももかちゃんって、静かに遊んでればカワイイじゃない)
未夢と彷徨は同じく居間でテレビ、本を読んでいる
「ねぇ、おばたん」
「なに?」
「ルゥってホントに宇宙人?」
(何言い出すかなぁ〜この子は)
「なに言ってるの、宇宙人じゃなかったら何なの?」
「えっとね、ちょの(その)...」
「なんで宇宙人なの?って思うんだ?ももかちゃんは」
彷徨が首をつっこんでくる
「だって、ルゥはおばたんと彷徨おにいたんのことだけ『ぱぱ』『まま』って呼ぶじゃない。ぱぱとままってゆーのは、生んだ人のことを言うんでちょ?」
「なるほどねぇ」
(ちょっと彷徨っ!納得しないでよ!)
未夢が彷徨に目で訴えている
「だっ、だってももかちゃん、ルゥくん浮いてるじゃない?人間は浮かないでしょ?」
「ちょぉね(そうね)...あたちの勘違いかちら(かしら)...」
「あたちは、てっきりおばたんと彷徨おにいたんが愛しあってルゥが生まれたと思ってたわ」
「はぁっ!?」
未夢と彷徨の声が重なった
(またまた何を言うかなぁ〜この子はっ!///)
(さすが花小町のいとこ...)
未夢が顔真っ赤になった...彷徨は未夢よりも顔を真っ赤にして...
「んなわけないでしょ(だろ)!!!」
「なんでふたりとも赤くなってるのぉ〜?でもちょうよね(そうよね)。彷徨おにいたんとおばたんは中学生だもんね」
「そっ、そーよ、何言ってるの、ももかちゃん!///」
「なんスッキリちたわ(したわ)あたちもう帰る」
(一体なんなのぉ〜!///)
「も、ももかちゃん家まで送ろっか?」
「いいわ、大丈夫よ、彷徨おにいたん。ルゥまたね」
「あぁ〜ぃっ、もんもっ!」
――――
「ももかちゃんって...」
「花子町に似てるよな、発想が」
「う、うん...」
「ね、彷徨っ!」
「なんで彷徨赤くなったの?いつも冷静な彷徨が...」
「さぁな」
彷徨さっさと歩き出す
「ちょ、ちょっとっ!今日のご飯当番は彷徨だからねっ!」
「あぁ〜い、まんまっ、ぱんぱっ」
「ルゥくん、あっちでご飯できるまで遊ぼっかっ!?」
「きゃぁ〜ぃっ」
(わかってるよ、ったく...てゆーか、未夢鈍感すぎ...好きなやつとの子どもとか言われたら普通に赤くなるだろ...///)
ももかちゃんとクリスちゃん...似すぎ!?
あの二人は強いっ!!!笑
私だったら好きな人でなくても赤くなっちゃうかも...?
ホントに未夢はいつでも鈍感ですね((笑))
そぉゆうところがカワイイですねっ!!!