作:とっちゃん
主人公・柳 優悸
高校2年生。
親は外国にいる。
晃玲学園の那隆《なたか》寮に住んでいる。
とっても元気な子
孔冶とは中学から一緒だった。
秋野 孔冶
高校2年生。
晃玲学園の近くの家に住んでいる。
明るく、クラスのムードメーカー
引っ越すことになる。
多田 奈美
高校2年生。
優悸の友達。同じ寮に住んでいる。
面倒見がいい。
ボワン!!
ただいま理科の実験中。なんだけどー
失敗人がココに一人《汗》
「ケホッケホッ」
髪は少しちりちりになり、顔がすすだらけになっている。
「だっ大丈夫っ?!優悸っ!!」
そう言って駆け寄ってきたのは友達の奈美だ。
「うん。大丈夫だよっ。奈美も早く戻らないと失敗するよ?」
後ろを指差し優悸は言った。
「わぎゃーっ」
そういって奈美は戻っていった。
お昼休み
「なーんで失敗したんだろォ??」
先ほどの失敗はどうしてなったのか。まだ分かってない。
答えは、入れるものと入れる量を間違えたから。だ
だが、そんなことは奈美は言えなかった。
「はは・・・でも、優悸はどーしていっつも失敗すんだろーねぇ」
そう、優悸はいっつも実験は失敗するのだ。
「元気だけど、頭ん中まっしろだからぢゃねーか?」
口を挟んできたのは、秋野孔冶。中学から一緒で、男子の中では仲がよいほうだ。
「こっ孔冶ぁ?」
ードキン・・・ー
《わわっ、押さえなきゃっ》
じつは優悸は孔冶がスキなのだ。
「って!!うるさい!真っ白ぢゃないもん!!」
はっと我に戻って答えた。
「だって多田《奈美の苗字》言ってないけど、入れるものも、入れる量も間違えてるんだぞ?」
「あの実験では、酸化銅5gに炭素を10g。なのにお前、ナトリウムを7g炭素を8g全然ちがんぢゃねーか」
笑いつつも、どうして失敗したのかを教えてるくれる。
そうゆうやさしさが優悸はスキだった。
こんな幸せな時間がいつまでも続くと思ってた。
そう、いつまでも・・・・・・
たまたま、下校中に孔冶にあった日のことだった。
「え?転校?」
「・・・−あぁ、親についていこうと思ってるんだ。」
孔冶ガ近いうちに転校する。
そう言い出したのだった。
「そっかぁ。まぁ、腐れ縁も切れたったコトかな。あ!ぢゃぁお別れかいしようよ♪
転校する日。わかったらちゃんと教えてね。ぢゃ!」
にかっと笑い、から元気。
そして言い終わると、走り出していた。
そしてその瞳には大粒の涙がたまっていた。
そしてそれは、とどまることなく流れ続けたのだった。
幸せな時間ほど短く感じる。
4年以上孔冶と一緒だったのに、それがとても短く感じるのは何故だろう。
もっと、もっと一緒にいたかったよ。孔冶
ー寮にてー
ばたばたっと優悸は自分の部屋に走りこんだのだった。
「うぅっ。ふえっ。。。っく」
ベットに突っ伏して優悸は泣いた。
《離れたくないよぉ。。。。孔冶ぁ。。。》
泣いて泣いて泣いて。それでも時は流れ続ける。
このまま、時がとまればいいのに。
優悸はそう思っていた。
ー次の日ー
何も耳に入ってこない。
何も考えられない。
私はどうするべきなんだろう。
ーお昼ー
「やっぱり告白するべきでしょ」
友達の奈美に相談した答えだ。
「しないと絶対に後悔するよ!!するべきだよっ!!」
《しないときっと後悔する。わかってる。でも、勇気がでない。》
私は孔冶と一緒にいたくて寮に入った。だけど、孔冶は親についていく。
それだけで、結果が見えている気がした。
しょぼんとする。そんな様子を見て奈美は察したのだろう。
「・・・優悸の名前は『いざ!って時に勇気をだすやさしい子になるように』って願いからなんでしょ?」
「だったら、いま勇気ださないでいつ出すのよ優悸!!」
「そ、だよね。絶対後悔する。私の名前に恥じないようにしたい。」
そして、きっと奈美をみて、
「うん!!するよ!告白。やってやる!『あたって砕けろ!!』だよね!」
ぐっとてをにぎっていったのだった。
「そうだよ!それでこそゆーき!」
あははははっと笑ったのだった。
《そうだよ!あたって砕けろ!!だ。どうせ、もう会えなくなるんだから。》
孔冶の転校日が分かった。
3日後らしい。私たちは、前日の土曜日にお別れ会をすることにした。
場所は教室。ものの持ち込みも、教室でやるのもちゃんとせんせいにOKももらった。
明日。お別れ会。
明後日は本当のお別れする日する日。もう、孔冶とあえなくなる日。
あえなくなるってことの実感がない。
孔冶がいなくなったら、
私はどうなってしまうのかな。
ー土曜日ー
「−ってワケで、孔冶の旅立ちにカンパーイ!!」
「イエーイ!!」
ウチのクラスの皆は、明るい。
どんちゃんさわぎはたとえ別れだろうと、皆大好きだ。
「皆ありがとー!!俺頑張るよ!!」
そういってみんなのわらいを誘ったりしていた。
楽しい時間はあっという間もなく過ぎるもの。
お別れ会はあっという間に終わった。
優悸は、孔冶を屋上に呼び出した。
告白をするために。
「なんだよ優悸??」
「ん。。。ごめんね明日引っ越すのに。
それであのっ、私っ私っ」
「私っ中学の時から、こっ孔冶がスキだったの」
ついにいった。私の思い。
「っ!!あ、うん。俺も好きだよ優悸」
やさしく声をかけた。
そして、やさしく抱きしめられた。
初めて聞いた感じがするくらいにすんごくやさしい声。
初めての感覚が私をおかしくする。
聞くことができないと思っていた言葉。
現実《本当》が夢《嘘》のように感じる。
涙か出て、とまらなかった。
少しして、落ち着いた。
「ぢゃぁ、遠恋??おもしろそーぢゃん♪浮気しちゃダメだよぉ」
そういってペロっとしたをだした。
「いや、遠恋ぢゃないぞ。今やっときめた。
俺、転校しないで寮はいる。お前ひとりは心配だしな」
「え?」
いまいち状況が分からない。
遠くへ行かない?近くにいる?寮に、入る??
「ずっと、優悸のそばにいるよ」
とにかくいつもそばにいる。そばにいてくれる。
優悸はすごくうれしくなった。
きゅっと孔冶にだきついて、こういった。
「ありがとう。ずっとずっと、ぞばにいてね」
「あぁ。」
ーいつまでも、いつまでも。ずっと、ずっとねー
END
ものすごい変なタイトルです《汗っ
こんなのしか思いつかない自分が悲しい。。。《涙
そのうち、タイトルだけ変えるかもしれません。ってか変えたいです。
えーと、私お話し書くのが大好きで。
よく書くんです。
これは、少し前に書いたものなんですが。。。。。
なんか、ビミョーな気が。
だったら載せるなって話しになるんですけど《汗
理科の実験。何も思いつかなかったので還元させてしまいました《汗
入れるものを間違える。そんなことは普通ないです。
爆発もないです。はい。。。。。
もうちょっと難しい理科の実験にいつか書き直したいです。
爆発してしまいそうなやつに。。。。
展開がちょっと《いや、かなりか?》早いんですけど、できれば気にしないでください。《無理だ
ろ
また、何か書きます。
最後に
読んで下さった方。ありがとうございました。