タダ☆プール

作:とっちゃん


ルゥくんとワンニャーがオット星へ帰って数ヶ月。

宝生は再び「修行じゃー!!」とどこかへ修行に行ってしまった。《場所は不明》

未来と優の二人は、再び宇宙へいけることとなりアメリカに行ってしまった。

未夢と彷徨は中学3年生となり、中学生最後の夏が来た。





「あづーいぃ」

そういったのは未夢だ

現在は8月半ば。

今日の気温は確か。。。。34℃くらいはあってとても暑いのだ。

西遠寺にクーラーがあるわけもなく、あるのはうちわと扇風機。

一様受験勉強中だが、暑くて全然勉強していない。

「はい、未夢っ」

そういって彷徨は未夢にアイスを渡す。

そのアイスを食べながら未夢は彷徨に話しかける。

「ねー。どっかプール行こうよぉ。あつーい」

「今入ったってたくさんの人が来てて入れないんじゃねぇか??」

「う゛〜」

そう言って未夢は後ろの戸棚にとんっと寄りかかった。すると。。。

コトン

何かが落ちた音がした。ひろわなきゃ!と後ろを向いた未夢が見たのは。。



「彷徨。。。。コレ、ミニミニマシーンだよね?ルゥくんたち、わすれてっちゃたのかなぁ?」

そういって拾って彷徨に見せた。

「ホントだ。。。。」

と彷徨が何か思いついた。

「そうだ!!これ使えばいいんだ!!」

「へ??」

未夢には理解ができない。

ミニミニマシーンを使う。何に使う?何のために使う?

よくわからず、納得できない未夢に彷徨は言った。

「これを使えば、プールができるんだよ!!」

「???」

未夢はさらに理解に苦しむ。














     これを読んでくださっているあなた。

       あなたには彷徨の言ったことが理解ができますか?
















未夢は彷徨に言われたものをとにかく用意した。

桶に砂を少々。斜めにして。

冷たく冷えた水。

そしてタオル、水着などのプールセット。




「よしっ!!」

それを受け取った彷徨は、タオルをひき、その上に桶をおいて水を中に入れた。

彷徨が持ってきた木の積み木で階段を作る。

ミニミニマシーンの元に戻れるボタンのところには、棒がくくりつけてあり、鐘を鳴らすようにするとボタンが押せる仕組みになっている。

「彷徨〜準備できたよ〜」

そう言って出てきた未夢は水着姿で、手には膨らました浮き輪やボートが握られている。

「じゃあ入るか!!」

彷徨はすでに水着である。

そういって、ミニミニマシーンのボタンを押した。

とたんに二人は小さくなる。

積み木で作っといた階段を上ると、

「うわ…ぁ。すごォい!!」

波はないけど海のような手作りプール。

一緒に小さくした浮き輪やボートで遊ぶ。

「ふやぁ〜気持ちイィ〜w彷徨よく思いついたね〜」

「お前とはココのできが違うんだよ」

べっと舌をだして、頭を人差し指でつついた。

「そーですよー!!あたしはどーーーせばかですよーだっ」

ふんっとそっぽむく。

二人は1時間ほどの間はいっていたが、温まってしまってきたので出た。

「気持ちよかった〜ww彷徨っまたはいろーねw」

「あぁ。」

「次は、三太くんとかクリスちゃんとかも呼んでみんなではいろーね」

「それもいいかもな。皆もこの暑さに参ってるだろーし。」

「二人の置いていたミニミニマシーンのおかげでタダでプールに入れちゃうね」

「あぁ、そーだな。わざわざ入りに行く必要もないし。金もかからない」

「二人に感謝だよね!彷徨」

「そーだなっ」

そう言って二人は笑いながら手作りミニプールの片付けをした。

時間も夕方になり、ふたりは涼しくなってきたので再び受験勉強を始めた。





   END






お久しぶりです。

ものすごい久しぶりに書きました。

これはかなり昔に考えていたものを思い出しつつ書きました。

実際の夏はまだ先ですが。暑いんでしょうねー

ミニミニマシーンがあったら、手作りプールしたいです。

なんか変な所が多い気がします。。。《汗

気が付いたら直していこうと思います。

コレを期に、また少しづつかいていけたらと思います。

呼んでくださった方。ありがとうございました。




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