約束

作:とっちゃん


これはルゥが三歳くらいの時のお話です。

だぁ!か新だぁ!かよく分からないですけど、

多分だぁ!部類に入ると思います。


   オット星。





  ルゥはまもなく三歳になる。

 言葉も結構はっきりしてきたのだ。


 「ねえワンニャー。『ちきゅう』ってどんなちょころなの??」

 「地球ですか?懐かしいですね。ワタクシとルゥちゃまはいちど地球に行ったことがあるんですよ。覚えてらっしゃりませんか?」


  ルゥは首をかしげて言った。

 「えっ??ぼく『ちきゅう』にいっちゃことあるの?」


  「はい、ルゥちゃまとワタクシは『時空のひずみ』で、地球まで飛んでしまって、未夢さんと彷徨さんがいらっしゃらなかったら、ワタクシたちはどうなっていたことか・・・・地球では、未夢さんと彷徨さんがルゥちゃまの『ママ』『パパ』だったんですよぉ・・・・。」

 懐かしそうに言うワンニャーをみたルゥは言った。

  「ぼくまた地球に行きちゃい。」

        「えっ?」

   「ちょれで、未夢ママと彷徨パパにあってみちゃい。」


  ワンニャーは悲しそうな顔をしてルゥに言った。


   「地球はとっても遠いんですよ。今のワタクシたちでは行けません。ワタクシも行ければ、また行きたいですけどね・・・・・・・・。」


 「でもぼくいつかもっと大きくなったらでいいから、パパとママのところに行きたい!!」

   「・・・・・・・・・・。わかりました!!ワタクシ、ゆーのーなシッターペット:ワニンャー。きっといつかルゥちゃまを地球まで連れて行ってさしまげます!!」







  その数年後。ルゥは忘れてしまったが、ワンニャーは覚えていた



  『約束』一緒ではないが、地球へ行くという約束。

  それは無事果たされたのであった。







  THE END


短いような、長かったような。

第四弾登場です!!

読んで下さったみなさま、ありがとうございました!!!


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