*母の日に*

作:とっちゃん



今日は5月7日の母の日、

去年、私はママに始めてカーネ-ションをあげた。
今日は、
今年もママにカーネーションをあげようと思った。
だから、未夢は、花を買いに行った。
その時ふと思った。



ー彷徨の、お母さんにもそえてあげようかなぁ?−


花屋に着くと
「カーネーションください」


「はい、何本ですか?」


「えっと、1本ください」


「はいどうぞ」



彷徨の、お母さんのを買わなかったのは、
こっちで買うと、あっちに着く前に、
しおしおになってしましそうだったからだった。

家には、今日は、ママがいる。
ーあげたらすぐ行こうー


とおもって、帰った。

「ママはい、カーネーション!」
未夢は、未来にあげた。

「ありがとう未夢」
よろこんでくれた。

「うん。あと、私これから西園寺に行ってくるね。」

「?どうして?」

「彷徨、きっと、あげてないから、
あと、もしかしたら泊まってくるかもしれないから明日休みだし」


「はいはい、わかったわよ。いってらっしゃい。」


「いってきます!」




一時間くらいして、未夢も、平尾町についた。
すぐそこで、カーネーションを売っていたので、
そこでかった。
そのあと、すぐに西遠寺に直行した。


「たっだいまぁ〜!!」

なんとなくいった。
ガラッ、とは行ったが、
・・・・しぃ〜〜〜〜〜〜ん・・・・・・
ーかってにはいっちゃうぞぉー




彷徨は、居間にいた、
そろっと近づいて・・・・・。



「わっ!!!!」
かなたは、ビクッとして、振り向いた。

「久しぶりっ彷徨!」

「未夢か、久ぶり」

「瞳さんの部屋、いって・・いい?」

「え?ああいいけどなんでだ?」


まったく、「母の日」は、
彷徨にとって、関係ないと思っているから、
今日が、母の日だって忘れてる。


「・・。これ、瞳さんに・・・・。」

「・・・カー・・ネーション・・?」

「今日、母の日だよ。」

「亡くなってても、あげなくちゃね。」

「ど-ぞ、いっていいよ」

「彷徨もくるのっ!」

「なんでだよ」

「本当は、彷徨があげなきゃいけないから」

「・・・わかったよ」

瞳さんの部屋に行った。
前に入った時と変わっていなかった。

まず、瞳さんにおそなえした。

「・・瞳さん。彷徨が、あげていないと思うから、
私がかわりわりにあげるね。去年はあげなくって、ごめんなさいね。」


そっとつぶやいた。
そあいたら、彷徨が、ムッとしていた。
未夢は、「なぁに?」といった。

「わるかったな。あげなくてよ」

「そうよっ、亡くなってても、
 彷徨のお母さんなんだから、そなえなさいよ」

「へいへい。ところで未夢。
 泊まっていくのか?明日日曜だし」

「うん。そのつもり」




きっと彷徨の母、瞳は、
 未夢に、「ありがとう」といいたかったでしょうね。






こんにちは、
わたしは、とっちゃんです。
初めての作新です。
こをきっかけに、こっとつくろうとおもいます。
これからもよろしくお願いします。



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