早い朝の炭酸飲料

作:観阿


あまり夏とは関係のない作品です。(あるかな?)
駄作ですが、読んでやってください。



 微かな小鳥のさえずり。
 風鈴の音も。

 まだ朝5時位かな。

 そんなことを考えていました。
 時計に目を向けると…

 「やっぱり5時!!私っていがいとすごい!?」

 我ながら今日は早起きしてしまった。
 いつもは寝起き悪いのに。
 今、夏休みだからだらけちゃうんだよね。
 って!
 これはいつもの彷徨のイヤミじゃん!!
 自らみとめてしまった!!
 「だめだめだめぇ!うしっ気ばらしに散歩行こう」
 朝早くの散歩って小学生いらいかな。
 ラジオ体操の。
 「まだみんな寝てるよね!」
 静かにでなきゃ。


 「ん〜気持ちいい!」
 長い石段を降りて一言。
 いやぁホントにいいね。
 でも夏だし暑い〜。
 でもって散歩開始!!
 「おい」
 「きぁぁぁ!って彷徨!おどかさないでよ!」
 誰かに背中をたたかれた。
 どっかのヘンタイかと思ってびっくりしたじゃない!
 「お前今日早いな」
 「いやぁ目が覚めてしまってですなぁ」
 「今日は雨か」
 「何を言いますかな彷徨さんは〜!!」
 むっかつく!!
 私をそこまでバカにしますかぁ?
 「あっ彷徨こんなトコで何してたの?」
 「のどかわいたからコンビニ行ってたの」
 私の口調をまねりやがってぇ!
 どこまでイヤミなの!

 「ひぃやぁ!何?!」
 「ほい」
 彷徨から差し出されたのは缶ジュース。
 「いらねーなら返せ、俺の金だ」
 「ありがたくいただきますかね」
 彷徨が何やら怪しく笑ってる。
 「わっ!」
 彷徨から渡されたジュースを開けると勢いよく中身が私をうった。
 炭酸飲料ふって渡しやがったな、この男!

 「ひっかかってやんの、バカじゃ」
 「か〜な〜たぁ」


 数日後。
 彷徨も未夢からこの復讐を受けた事は
 想像がつきましょう。





読んでくださりどうもありがとうございました。
2人ともキャラあっていますでしょうか。
なにかと不安な作品です…。



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