テニプリ劇場「桜の中の天然部長's」

作:英未


小説ではありません。
4コマ漫画でもありません。
ただの挿絵つきミニストーリーです(汗)


【1】



跡部ッキンガム(←跡部邸の通称)の庭の桜は飲み込まれそうなほど満開状態のようです。

さて、この跡部ッキンガムご自慢の桜の通り抜け(注:造幣局の通り抜けではありません)を、どこまでも真面目に進むこの二人。

傍から見ればどちらも天然(^^;



【2】



油断せずに進んでいる桜のトンネルで、手塚さんが何かを発見。
驚いているはずなのに表情に出ないこの人、遭難しても無表情で「油断せずに行こう」とか言ってるはず(笑)



【3】



跡部ッキンガム(←跡部邸の通称)の庭のはずなのに、俺様にも見覚えのないものがある様子。

その「モノ」より手塚さんにツッコミいれる跡部さん、やっぱり天然だと思う(--;)
いや、ライバル心か?(笑)



【4】

こ、これは桜の精なのか!?( ̄□ ̄;)!!←シンクロする二人




「ほう、桜の精とは…  めずらしいものを見せてもらった、跡部」
「そうかい。ありがとよ」
「桜の精とは乾に似ているのだな」
「どう見ても俺様の目にはお前ンとこの乾に見えるぜ…」
「まさか。それでは不法侵入ではないか」
「油断せずに見ろよ、あーん?」
「しかし跡部、お前の家の庭だろう」
「俺様のペットじゃねぇことは確かだぜ、手塚」

そんな二人の会話を聞きながら、お花見スポットデータ収集のため忍び込んだのに、桜の精に間違えられたことで難を逃れたと信じる乾であった。

この二人、天然すぎ(--;)









しかし乾は、してやったりと思った瞬間、つい口をすべらせてしまいました。


「データデータデータ!!!」


「や、やはり乾か!?」
「何してんだ、あーん?」

「乾、グラウンド30周だ!」
「あーん? 生ぬるいぞ、手塚!」
「ならば、とっておきをお見舞いしよう」

そう言って、すぅと取り出したるは、手塚愛用のラケットならぬ……刀?





「ぐはぁっ!」


「あーん? 新しい技か、手塚」
「日々の練習が自信につながるのだ」
「やるじゃねえの、そんな腕で」
「ヒジは完治した」
「なるほど、ヒジなわけね」
「言っておくが、肩も完治しているぞ」

なんで突っ込まないのでしょう、跡部景吾。
千本桜て、「BLAECH」のアイテムでしょヾ(-_-;)
あ、でもCVが同じだからいいのか(笑)

こうして天然部長'sの会話は続いていく……





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