作:五月芽衣
友達作りの苦手なわたし
いつの間にか仲間はずれ
自分で壁をつくっているのに
気づいていないあわれなわたし
あわれだ、あわれだ
あまりのバカ差加減にさ
自分でもなんだかイヤになっちゃう
二階の窓から庭を見下ろす
降りたらいったいどうなるのかな
思わずやねに足を伸ばすよ
びゅんびゅん飛ばすバイクやトラック
ふらり、思わずハンドルが曲がるの
趣味が悪いね、おかしいね
死ぬのが怖くてたまらないくせにさ