設定

作:あゆみ

















あーなんてしゅてきな日かしら・・・ぽかぽかしてて三輪車びよりね。
レディーなももかにははるが一番のきせつね!!








キコキコキコ・・・・・・

はっ!またあのカラシュ!ゴミをちらかして!

「こらーヤメナシャーい!!!」
「カ――――――――――!!」

・・・バキバキバキ・・・・・・・・・






ふっ、今日もいい事したわ!!


さて、今日も愛しのルウと遊びましょ!!
待っててね愛しのマイダーリンルウ!!







キコキコキコ・・・・・・・・・

なにして遊ぼうかしら

秘密の探検?
鬼ごっこもいいわネェ・・・
ワンニャーも入れてあげて・・・
設定はどうしようかな・・・
ももかとルウは////
ワンニャー・・・・ペットの犬って所かしらネェ・・・・・


ありゃ?あれは・・・





「未夢!乗せろ!!」
「え〜!!彷徨を乗せるの〜??」
「いいから乗せろって!いくぞ。」
「えっ!えっ!えぇ――――――?」


彷徨は後輪のステップに足をかけ未夢の肩に手をのせる。
未夢は突然の重量に驚き、必死にハンドルを握りこらえる。


「う〜・・・ななみちゃん達の待ち合わせが―――!!」
「俺も三太と待ち合わせてるんだ!」


「「駅前の花壇で!!」」


「えっ?彷徨待ち合わせって駅だったの?」
「未夢も駅なのか!それはちょうどいいや!このまま出発!!」
「え〜」


未夢はペダルに足をかけ踏み込む。
自分の倍以上もある重さの自転車を漕ぐのである、膝にありったけの力をこめて踏み込んだ。
車体はフラフラ〜としながら前進し始める。
力強く1回、2回・・・・3回・・・未夢は自転車のペダルを漕いだ
段々と慣れてきて、ゆっくり、フラフラではあるが前進する。

「お〜も〜い――――――!!」
「頑張れ頑張れ!」

必死に自転車を運転する未夢を上から見ながらニヤニヤしながら声援を送る。


「こ・・・こういう・・・時って・・・ハァハァ・・・ふつう・・・男の子が・・・前なんじゃない??」」
「またまた!これぐらいチョロイくせに!」

彷徨は舌をだして言う。

「ニャにお――――!!」
「ほらほら!興奮しないで!前進前進!」


くやしー―――!!


クックックッ・・・・おもしれ〜
それにしても細い肩・・・・
俺の手にすっぽり///


自転車に乗って受ける向かい風、
未夢の長い髪が後ろになびき
彷徨の鼻先を何かがくすぐる



うっ!なんだこいつ!
頭に花でも植えてるのか///////



風にあおられて香ってくる未夢のシャンプーの香
彷徨は少しうつむき照れて赤くなった頬を隠すように
うつむいた。








だめだ。。。
このポジションは・・・










スタートしてから20mもしないところ


「おい未夢!変わる!」
「・・…ハァ・・・えっ!いいの?!」
「あぁ、止めろ」
「ラッキー!!」


キッ!
自転車にブレーキをかけ、未夢は自転車を止めた。

彷徨は自転車からおりて、前に回りハンドルに手をかける

「ほら、変わるよ、後ろに乗れ!」
「やった〜ラッキー!!」

未夢はサドルから下りて彷徨にハンドルを譲る
彷徨は変わりに自転車に乗り両足を広げて安定感をとる

「座れよ・・・」
「は〜い!!」

未夢はスカートをしわにならないように正し、自転車の後ろに横座りする
彷徨のシャツを握り

「いいわよ!」
「いいわよじゃねぇよ、そんなんじゃ落ちるぞ、しっかりつかめよ。」
「えっ///そう?じゃぁ・・・・・」


未夢は握っていたシャツのを放し、あいた両手で彷徨の体にしがみついた。
彷徨の背中に体を密着させ、背中に顔を押し当てる。

「これでいい?////」
「あぁ・・・・」








((これって////))



((やばい///))










(やわらかいっていうか///未夢・・・お前の体は一体なにでできてるんだ////)
(彷徨の背中って広くてあったか〜い///)







お互いの赤い顔は互いに見えず・・・・



「いくぞ・・・・」
「うん////」




自転車は走り出した・・・・















まったくさいきんのわかものは////
きょうのおままごとは『こいびと』せっていにけってーね!




ももかも、じてんしゃのれんしゅうしようかしら///














こちらの駄文はBWGキリ番2222ヒッター翔さんのリクエスト「二人乗りです」
恋人同士の二人乗りって、何であんなにラブラブなんでしょうか?(笑)
みてるこっちがうらやましくなってしまいます。
この作品で書きたかったのは未夢がこぎ!彷徨がのる!(笑)まぁ最後には
逆転しましたが・・・とりあえず設定は恋人未満です(笑)
たまに見かけます、女の子が頑張って自転車を漕いでそれをほほえましくみる彼氏
くぁ〜///わたしにゃああれがうらやましくての〜
そんなわけでこんなへんてこな話になってしまいました。
相変わらずの出来上がり早すぎ駄文ですが、こちらの作品をキリ番ヒッター翔さんにささげます。


2003/4/10

注)この作品は2007/2/20をもって閉鎖しました「Blue White Green」のキリリク作品として投稿させていただいております。

2007/2/17 あゆみ


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