私の気持ち

彷徨☆A

作:久保真理

←(b) →(n)


”会いたい”

そんな気持ちが、どんどんあふれてくる。

我慢しなきゃいけない。

わかってるんだ。


それでも。俺は・・・・






―会いたい―




















そんな時、未夢から手紙の返事が返ってきた

いつもより早い。

それだけで、うれしくて。

心が温かくなる。

急いで封を開けた。





―彷徨へ

あたしは元気だよ。

心配してくれてありがとう。

彷徨は一人できっと淋しいよね?

だから、

あたし・・・

ゴールデンウィークに日本に一回帰る。

西遠寺に行くから、よろしくね。

だめって言われても行くから。

いなかったら、勝手に入ってまつから。

ゴールデンウィーク終わってもあえなかったら、ずっと帰らないで待つから。

だから、西遠寺で待っててね。


    ―未夢



驚いた。

未夢が、もうすぐ、会いに来てくれる。

心の中で、自分が踊りまわってる。

すごくすごくうれしい。

あと、3日でゴールデンウィークに入る。

そうだ。

何か買おう。

未夢に合いそうなもの。

それから、三太や花小町も呼ぼう。

きっと喜ぶぞ。



色々計画を考えてると、ふと未夢が驚いて、喜ぶ顔が浮かぶ

もう、一年以上会ってないのに。と苦笑してしまう

それくらい、未夢は俺の心の中に住み着いているんだ。


わくわくドキドキするなんて、久々だ。





←(b) →(n)


[戻る(r)]