作：久保真理
未夢が、両親と一緒に暮らすことになって
アメリカに行ってしまって、
彷徨とは手紙のやり取りを少し
て設定です。
ルゥくんとワンヤーがオット星に帰って、
おじさんも、パパもママも帰ってきた。
彷徨は、おじさんとくらして
あたしは、パパとママと一緒にアメリカに行くことになった。
どんくさいあたしだけど、適応力はあるみたいで
一年もすると友達もできて、そこそこ楽しい
けど、あたしの胸にはぽっかり穴が開いた気分で
何をしても、その穴は埋まらなかった。
そんなとき、日本から手紙が来た。
彷徨から。
きれいな筆記たいで住所と名前が書いてある。
こころがぽっと暖かくなるのを感じた。
―未夢へ
元気にしてるか？
おまえがアメリカに住んで一年たつんだな
こっちはかなり相変わらずって感じだ
花小町たちが淋しがってる。
お前も淋しいんじゃないか？
家は、親父が今度はタイ行っちまって、また一人になっちまったよ。
まぁ、なれたけど。
ちゃんと、お母さんとお父さんとやってるのか？
未夢のことだから大丈夫だと思うが、体には気をつけろよ。
また手紙書く
―彷徨
心配してくれてるのが凄く分かる。
会いたいよ。
彷徨・・・・・・
なんで、穴が開いた感じなのか、本当はわかってる。
でも、気づいてしまったら
あたしはここにはいられない気がして。
ううん。
いてられなくなるんだ。
でも、もう無理だよ。
ごまかせない。
あのね。彷徨
あたし・・・・・
遠距離恋愛てヤツです。
ちょっと切ないカンジにしてみました。
初の小説
がんばるんでよろしくお願いします。