夏休みの宿題。 作:yuki

…夏休みの宿題。
やってる最中に思い浮かびました。(苦笑)^−^
面白くないかもですが…よかったらどうぞw


ちりんちりん。

風鈴が鳴る。

ちり〜んちり〜ん…。

ペラペラと本がめくれる。

「はぁ、暇だなぁ。」
  未夢は自分以外に誰もいない部屋で本を読んでいた。
  本が苦手なはずの未夢も本を読まなければならない。
  と言うのも、【夏休みの宿題】にあたる『読書感想文』を書くためによんでいるのだった。

未夢が読んでいるのはやたら分厚い本。
本が嫌いなために表紙で選ぶのでいつも分厚い本になる。
読書感想文は夏休み終了前の登校日には提出だったことをすっかり忘れていた未夢は大急ぎで本を読んでいるのだった。
しかし、本嫌いの未夢が一日で一冊読み終わるはずも無く今はボーっとしているところだった。

「もう、何で読書感想文なんて書かなきゃならないのよ。」
  そう言っても仕方が無いのはわかっているが、言わなければやっていられなかった。

「三太くんは、"面白かった"で2ページうめるって言ってたけど…。」
  三太の様子を思い出しながら未夢はくすっと笑った。

「そんなことやってたら日が暮れちまうぞ。」
  突然後ろからした声に未夢はびくりと反応した。

「かっ…かかかかなたっ!!」
  先程までは西遠寺には誰一人いなかった。
  というのも、ワンニャーとルゥは買い物に彷徨は本屋に出掛けていたのだった。

「彷徨は、読書感想文…終わった?」
  "終わっている"と気付いていながらもそうたずねる未夢。

「当たり前だろ。」
  呆れたように言う彷徨に未夢はがっくりと肩を落とした。

「さっさと書かねーと登校日までに間に合わないぞ。」
  彷徨にそう言われ、机の上に置かれた本に手を伸ばす。

「もっと、面白いとか思った本無いのかよ?」
  彷徨の言葉に未夢ははっと顔をあげた。

「こんな分厚い本読んでても感想文書けるとは限らないだろ?内容と絵は別物だぞ。」
  彷徨はそう言うと自分の部屋に戻っていった。

―面白いと思った本?

―昔、ママが買ってくれた本。

―前にパパが読んでくれた本…。

あれでもない、これでもないと考えるうちに未夢は思い立った。

「彷徨、ありがと…。」

未夢の部屋の本棚にあった一冊の本。
他の誰も知らない素敵な物語。
未夢が少しずつ書きためた物語だった。

「…これでも…いいよね?」

(END)




何だか…意味がわからなくなってしまいました><。
ごめんなさい・・・。
と…とりあえず、"夏休みの宿題"でした。
こんなヘボい小説を投稿してもいいのかなぁと思いつつ投稿です。(笑)
読書感想文って実はうちの中学の宿題なんですよね。(苦笑)
私も提出日(8月5日)の前日(8月4日)にできあがりました。(ぇ)
普通はもっと早く書くべきですよね〜(大笑)
まぁ…とりあえず書けたので良しとします。

それと、未夢が本嫌いと書いてあるのは私の勝手な考えだと思います。(笑)
何となく、彷徨に比べて読書量が少なそう=本嫌いって感じで。(苦笑)

…それでは〜(逃)

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