作:さおり
そいつ誰なんだよ。
お前は俺の女だろ?
嫉妬
「未夢、明日休みだしどっか出かけないか?」
明日は休日、彷徨は未夢と出かけようと思っていた。
「ごめんっ明日はちょっと・・・」
ところが未夢から返ってきたのは断りの言葉、なんの用事か聞いた俺に
返ってきたのは『うん・・ちょっとね』という歯切れの悪い言葉だけだった。
未夢が出かける相手は大抵、天地と小西。俺は、今回もそうだと思っていた。
「じゃあ仕方ないな」
「うんごめんね・・・?」
「いや、いいよ先に約束してたみたいだしな楽しんでこいよ」
「うん!!ありがと彷徨v」
本当俺はこの笑顔に弱いんだよなぁ・・・本人が自覚してないから
余計にたちが悪い、まぁあの二人と一緒なら平気だろう。
彷徨は未夢に誰と行くのかは聞かなかった、いつも出かけるのは
ななみと綾の二人、今回もその二人だと思いこんでしまったのだ。
「いってきま〜す」
「いってらしゃいませ」
「だぁ〜ぁ」
「・・・・・(なんか未夢いつもより)」
次の日未夢は言ってたとおりに出かけていった。
出かける未夢は何故かいつもよりオシャレをしていた
(天地達と出かけるんだよな?)
「なんか未夢さんいつもよりオシャレしてましたね彷徨さん」
「・・・(ジロ)」
「さ、さぁ私はルゥちゃまのミルクの用意をしないと」
そういってワンニャーは部屋に戻った
ったくワンニャーの奴、ホントに有能なのかよ、それにしても。
なんか・・未夢がいないだけで静かだな、あいつらが来るまでは
これが普通だったのにな・・・。
その後、ワンニャーもルゥを連れて公園に出かけて行った、ついでに
買い物もして来るらしい。
彷徨は一人居間で本を読んでいた、いつもは誰かしらいる西遠寺。
未夢達のいないそこはとても静かで彷徨は未夢達が来る前のような部屋に
寂しさを感じていた。
『トゥルルルルル』
そんな静かな家に突如鳴り響いた電話の音彷徨は本を置き電話に出た。
「かなたぁ〜〜〜オレオレ三太!!!実は今日トリのレコードと
豆腐人間スペシャル盤の売り出しをやるんだ!!!
今日行かないともう手に入らないんだよ〜〜しかも豆腐人間は
今回逃したらもう一生手に入らないかも知れないんだよっ!!!
頼む一緒に行ってくれ!!!!!」
「うーん・・・でもなぁ・・・」
「頼むよかなたぁ〜〜!!!」
はぁ、仕方ないな別にやることもないし、それに・・・今はこの静かな
家に居たくない・・・。
「ぃや〜彷徨が来てくれてよかったよ〜」
「俺も暇だったしな」
「あっ!!おい彷徨みろよこれっ!!トリのロックバージョンだぜ!!!
まさかワルツだけじゃなくてロックバージョンまで見つかるなんて
今日の俺はめちゃくちゃついてるよ〜〜」
一人興奮した様子ではしゃぎまくる三太を彷徨はうんざりしていた
そんなことを思いながらもやっぱり頭のどこかでは未夢のことを考えていてそしてふと
今日出かけたのは本当に綾やななみだったのか、ということが気になり
気になりだしたら考えは止まらなくて、思考は段々悪いほうに行く
(未夢のやつ誰と出かけたんだ・・・こんなことならしっかり聞いておくんだったな・・・)
「彷徨どうした?」
彷徨が未夢のことを考えていると、だいぶ時間が経っていたのか
両手に大量の袋を持った三太が不思議そうに彷徨の顔を覗き込んでいた
「別に、どうもしないけど」
「あぁ〜分かった!!おまえ〜光月さんのこと考えてただろぉ〜」
「!!別におれは///」
「隠さなくていいって〜、でも彷徨って光月さんのことになると人が変わるよなぁ〜(ニヤニヤ)」
「///別にかわんねぇ〜よ!!!」
(彷徨って光月さんのことになると分かりやすいんだよなぁ〜)
三太は普段何考えてんだか分からない親友の、いつにない慌てぶりを楽しんでいた
そんな風に彷徨をからかっていた三太がふと前を観ると
クールな親友を唯一変えることのできる存在の・・・未夢がいた
「ん?なぁ彷徨あれ光月さんじゃないか?」
「えっ?」
「光月さんもレコード買いに来たのかな〜」
のん気に話す三太の横で彷徨は疑問を感じていた
(未夢なんで此処にいるんだ?そういえばどこに行くかは聞いてなかったな)
そう思いながら彷徨が未夢に声をかけようと近づこうとしたとき、
未夢の横にいる人の姿が目に入った
「っ!!!!」
それは彷徨の知らない男と仲良く歩いてる未夢の姿だった・・・・。
(あいつなんでココにいるんだ・・・それに隣の奴は誰だよ)
彷徨が未夢の隣にいる男が誰か考えていると
「おぉ〜い光月さぁ〜ん」
といいながら三太が未夢に声をかけていた。
未夢達も三太の声に気がついたのか、こっちに近づいてきた。
(そういえば彷徨に誰と出かけるか言ってなかったっけ・・・まぁ大丈夫だよね〜)
未夢は約束してた相手との待ち合わせ場所のカフェに来ていた。
「未夢待ったか?」
「海人!!久しぶりだね〜」
「ああ、三年ぶりくらいか?にしてもおまえ相変わらず幼児体系なんだな〜(笑)」
「なっ!!海人なんてこと言うのよ!!」
「あはは冗談だよ、背も伸びたし少しは成長したじゃん」
「当然でしょ?私もう中2だよ〜」
「そうだな、それにしても姉さんもよく未夢一人残してアメリカなんていったな〜」
「まぁね、でも知らないところで一人よりも日本に残れてよかったと思うよ」
久しぶりに会った二人の会話は弾み今までどんなことがあったか未夢が今お世話になってる家が
どんなところかなど色々話ているうちに時間はすぎ、もう二時間近くたっていた。
「そろそろ行こうか?」
「うん、そうだね〜」
未夢と海人はカフェを出て別の場所にいくことにした。
「でっどこ行くんだ?」
「う〜ん・・・あっそうだ海人レコードとか昔のものとか集めてたよね!?」
「ああ、それがどうかしたか?」
「実は今日平尾デパートの屋上で中古レコードの売り出ししてるの!!そこなんかどうかな?」
「マジ!!じゃあそこいこうぜ」
(なんか海人って三太君みたい・・・あっもしかしたら三太君も来てるかも・・・
はっ!別に私コソコソするようなことしてないじゃない!!)
ぶんぶん
「どうしたんだ未夢、頭痛いのか?」
「な、なんでもなぁ〜い」
そうこうしてるうちに二人は平尾デパートについていた。
「へ〜結構色々あんのな」
「そうなの?」
「ああ、これなんか超レアだぜ!!おぉ〜これ探してたんだよこんなところで
見つかるなんてついてるな〜!!!」
(はぁ〜本当に三太君そっくりだな〜・・・・もうこんな時間なんだ、彷徨何してるかな・・・ なんだろちょっと離れてるだけなのに、彷徨に・・会いたいょ)
海人が買い物をしてる間、未夢は、平尾町に来てから綾やななみと 遊ぶ以外に彷徨と離れたことが無いことに気づいた。
前は彷徨と離れていても気にならなかった・・もしかしたら気にしないようにしていたのかもしれない。
でも、二人が付き合うようになったからは特に離れて行動することが少なくなっていた。
「未夢いくぞ〜」
未夢が彷徨のことを考えていると買い物を終えた海人に呼ばれ急いで返事をした。
「あっ、海人もういいの?」
「ああ、めぼしいのは買ったからな」
「そ、そう〜」
「じゃあそろそろ行くか?」
そうして未夢たちはデパートを後にしようとした。
そのとき未夢が誰かに呼ばれたような気がしてあたりを見回した。
するとそこには三太と彷徨の姿があった。
「三太君!?彷徨も!?」
「光月さんも来てたのか〜」
「・・・・・・・・」
「未夢知り合いか?」
「えっ?あっ、紹介するね、学校の友達の黒須三太君こっちは今私がお世話になってる家の西遠寺彷徨」
「これは私の・・・」
未夢が海人のことを話そうとしたとき、未夢の声を遮って海人は自分のことを話し出した
「俺は高森海人、まぁこいつの兄さんみたいな者だよ」
「ちょっと!!いつからあんたが兄さんになったのよ!?」
「そんなもんだろ?少なくともおまえのやったことの後始末はほとんど俺がしてた(笑)」
「そんなこと・・ないもん」
最後の方は聞こえるか聞こえないか分からないような声で
そんな会話だけでも二人の仲がいいのが分かってしまう・・・
(何なんだよこいつっ!!)
いつもならそんな会話をするのは自分で、未夢をからかうのも、
未夢を負かすのも自分なはずでこんなこと今まで無かったことで考えてもいなかった・・
俺以外に、未夢を呼び捨てにできる男がいるなんて・・・
俺以外に、未夢とこんな風に接してもらえる男がいるなんて
俺以外に、未夢がこんなに親しそうにする男がいるなんて
そんなこと、考えたくも無かった・・・・・・・
それでも傍で三太と話してる二人の会話は聞こえてきて、聞きたくないけど気になってしまう。
「二人はどれくらいの付き合いなんですか?」
「未夢が生まれたときからだから・・14年くらいか?」
「うん、それくらいじゃないかな」
三太は二人がいつ頃知り合ったのか聞いただけだと言うことは分かっていた
でも、分かってはいてもいつ頃からの付き合いだ。というのを聞くとまるで
“この男が未夢の恋人”であるような、そんな錯覚を覚える・・・
相手が自分の知らないころの未夢を知ってる奴なら尚更
(俺もだいぶ妬きが回ったな・・・)
独占欲、未夢を好きになってからそれは消えることは無かった。
付き合いだせば少しはましになると思っていたが、恋人になったら
さらに独占欲は強くなる一方、自分以外が未夢と話すのさえ嫌なのだから
かなりの末期と観て間違いないだろう。
未夢は、三太に質問されて答えている時も彷徨のことが気になっていた。
(彷徨、さっきから何も話してない・・・やっぱり海人と会うこと言ってなかったから
怒ってるのかな・・・それとも彷徨は私が誰と出かけたかなんて興味ないのかな・・)
そう考えて未夢は悲しくなった、彷徨はきっと未夢が彷徨を思ってるほど
自分を好きじゃないんじゃないか、ただ傍に私がいたからなんとなく
付き合ってるんじゃないか?と考えれば考えるほど悲しくなって
未夢はなんだか泣きたいような気持ちになってきた。
未夢が彷徨のことを考えていると急に声がかかった・・。
「14年くらいか?」
「・・・あっ、うんそれくらいじゃないかな」
海人はその未夢の態度と、さっきから自分に向けられている視線を感じ
おもしろそうに二人を見ていることに、当の本人達は気づかなかった。
「なぁこんなところで立ち話もなんだからどっかでお茶しながら話さないか?」
「えっ!?でも海斗時間大丈夫なの?」
「あぁ、こっちでの未夢の様子も聞きたいし時間ならまだ平気だよ」
なんだよ未夢の奴、普段俺以外呼び捨てになんてしないくせに!! っ!!俺も相当きてるな、名前呼び捨てにしただけでこんなになるなんて・・・
でも・・・それだけ俺にとって未夢が大きな、大切な存在なんだよ・・
彷徨が未夢のことを考えているとき海斗は不適な笑みを浮かべ彷徨を観ていた。
久しぶりに会った未夢はどこか変わっていて、見た目ももちろん変わって少し大人っぽくなっていた。
でもそれだけじゃない、俺と話していても何かを探しているような
どこか遠くを見ているような、あれは恋をしている女の顔・・。
未夢の相手がどんな奴か聞こうかと思ってたら未夢の友達って奴らに会った…
確かに一人は友達って感じだった。
問題はこいつ、確か未夢があずけられてる家の息子だとか言ってたな
未夢の相手はこいつに間違いなさそうだな…。
あとは、こいつがどうゆう奴か確かめないとな…。
「じゃあ私に飲み物とか買ってくるね」
「ああ、頼むよ」
未夢を買いに行かせた海人は本題を切り出した
「さて・・・君達に聞きたいことがあるんだけど」
「なんですか〜」
「うん、実は未夢のこっちでの生活ぶりが聞きたくてさ未夢ってああゆう
奴だからさ、心配なこととか隠しちゃうんだよね親に心配かけないようにってさ・・
だから君達に普段の未夢の様子とか聞きたくて」
「光月さんクラスにも溶け込んでるし友達も結構多いですよ」
「ふぅ〜ん、で彼氏とかできたのかな?」
「何でそんなこと聞くんですか」
「実はさ、こっちでうまくいってなかったら俺が預かる予定なんだよ、
もしも今未夢に彼氏がいたとしていい奴じゃなかったら早めに別れさした方がいいじゃん」
「っっっ!!!」
「あの!!!光月さんの彼氏こいつなんです!俺こいつとはちっさい時からの
知り合いですけどこいつが誰かに執着したのも、女に興味を持ったのも
光月さんだけなんです!!!」
「三太君、俺は彼が未夢をどう思っているのか彼の口から聞きたいんだ」
「何でその役をあなたが?」
「・・・俺が未夢の婚約者だから、かな。」
「なっ!?」
「といっても、子供のころの話だし未夢にいい人ができたら婚約解消って話なんだけど・・・
俺も前は未夢を妹みたいにしか見てなかったし未夢を幸せにしてくれそうな奴
が早く出てくるといいなって思ってたんだけど・・・久しぶりに会ったら
すっかりきれいになってるから顔だけで付き合ってんなら今すぐ別れてほしいんだよね」
「っっっ!そんなんじゃない!!!何なんだよあんた、いきなり来て未夢の婚約者
だと!?それに俺が未夢の顔がいいから付き合ってるみたいな言い方しやがって
俺にとってあいつは未夢はそんな簡単な存在じゃないあいつは未夢は絶対に渡さない!!!」
何!?なんの話してんのよあいつら?!
未夢が四人分の飲み物を買って戻ってくると、彷徨が怒っているみたいで
相手は海人でなんで?と思いながら席に近づくと、ちょうど彷徨が
『未夢は絶対に渡さない!!』といっているところだった
そんなことを聞いて普通に顔を出すなんて、未夢には到底無理な話で
でも逃げるわけには行かなくて、どうしよか未夢が考えているとそれに海人が気づいた
「未夢何してんだよそんなとこで?」
「えっ!!あぁいまいくよぉ〜」
「・・・・・・・(どうしよう何話たらいいのよぉ〜(泣)」
「・・・・・・・(未夢ずっとあそこにいたのか!?もしかして俺の話聞こえてた(汗)」
海人に呼ばれて席に戻ったものの、未夢はなにを話せばいいのか分からず沈黙が続いていた
初めに沈黙を破ったのは三太だった
「彷徨っ俺用事思い出したから帰るよ、じゃあこれお金、じゃあまた来週学校でな
じゃあ光月さん、高森さんさよなら」
「ちょっ、三太!!」
「三太君!!」
この場の空気に耐え切れなくなった三太は、挨拶もそこそこに足早に去って行った
残ったのは彷徨、未夢、そしてことの発端を作った海人
また気まずい空気になりかけたところ今度は海人が話を切り出した。
「未夢、さっきの話どれくらい聞いた?」
「えっ!!あっえっと〜、彷徨が何か言ってるあたり・・」
「っ・・・・・(予想してたけど、やっぱ聞かれてたのかよ・・・)」
「そっか、じゃあ言うけど未夢は本当にこいつが好きなのか?」
「えっ?それってどうゆー・・・」
「もし、未夢がまだ引き返せるならこいつと別れて俺と帰ろう」
「!!!なに言ってるの!そんな話聞いてないよっ、なんでいきなりそんなっ!!!」
海人に急な話に取り乱す未夢、そんな未夢をみて海人は詳しく話しだした。
「落ち着け未夢、だから聞いてるんだ、さっきこいつにも話を聞いた二人は未夢が
傷つかないように言ってるんだ。もし、こいつがおまえを遊びとしか考えていなかったら」「っ彷徨はそんな人じゃない!!」
「未夢・・・」
「落ち着けって、もしそうだったら傷つくのはおまえだ、だから俺はおまえを連れ戻しに来たんだ」
未夢をつれて行く?そんなことになったら俺はどうなるんだろう・・・
未夢がいなくなるそんなの死ねって言われてるようなものだ
俺はもう未夢のいない生活なんて考えられない。絶対につれてなんて行かせるかよ!!!
彷徨と別れる?そんなの嫌っ彷徨がいなくなったら私壊れちゃうよ・・・
やっと見つけた私の大切な人、大好きな人、ママやパパよりも私は彷徨が大切、
彷徨のいない生活なんて考えられない。絶対に別れるなんて嫌!!!
「さっきも言いましたけど、未夢を渡すきはありません絶対につれてなんて行かせない」
「私も本気で彷徨が好きなの、パパやママがなんて言おうと彷徨と別れるなんていや!!」
「くっくっく」
「「へっ?」」
「あはははは、あ〜おかしいおまえら本当面白いなぁ〜」
「なっ何言ってんだよ」
「ちょっと海人どういうこと」
いきなり笑い出した海人に戸惑いながら聞くと信じられない答えが返ってきた
「いや、実はさ・・・」
海人の話すによると、久しぶりに会った未夢が変わっていた、これは何かあるな
と思っていたところに彷徨が来て、二人の様子から大体のことは分かったと・・・・
「でおまえら見てたらからかいたくなっちゃってさぁ〜」
「えっ!?じ、じゃあ彷徨と別れさせるとか、連れて帰るとかって言うのは・・・?」
「う・そ♪」
「未夢と婚約者って言うのも・・・」
「えっ!誰と誰が!?」
「あぁ〜、それ大嘘vvvそう言ったらどうなるかなって思ってさ〜♪♪」
「かぁ〜いぃ〜とぉ〜!!!」
「・・・」
「まぁいいじゃん、楽しかったしvv」
「「楽しくない!!!」」
そして海人が帰る時間・・・
未夢と彷徨は駅まで海人の見送りに来ていた
「そろそろ機嫌直せって、この穴埋め合わせにNASAから帰ってきても
おまえらを引き離さないようにって言っとくからさ」
「なっ!!そんなこと//////」
「はぁ〜・・・じゃあこれもお願いします、『その時は未夢をもらいます』って」
「なっ!?彷徨〜////////」
「ああ、言っておくよ♪♪」
「じゃあ、二人とも元気でな」
「「はぁ〜疲れた、えっ?」」
「「・・・・」」
「「ぷっ、あはははは」」
海人が帰り、二人は手をつないで笑いあいながら西遠寺に帰っていった。
end?
初作品でした。
いやぁ〜はずかしぃです(>_<;)
彷徨君別人になってしまった・・・
ちなみに海人君は彼女もちです。
彷徨からかって楽しんでましたね(^_^;)
そんなところは未来さん似ってことで(^_-)