まい・ぷりんす

作:水上うらら




あのね・・・

今日、日曜日なのに彷徨学校なんだよぉ?

かわいそぉ〜・・・

ワンニャーとルゥ君、買い物行ってるし。

つまんないなぁー・・・

なんかね・・・ぇっと・・・新入生かんげい会ってゆーのがあるんだって!

え?なんで『かんげい』が漢字じゃないの・・・って?

むぅーーーっ!

・・・そんな事きかないでよぉ〜っ!彷徨みたい!!

わ、わかんないの!わたしバカだからぁ!

・・・・・・。

・・・・・・・・・・・・・。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。

ふぁ〜・・・ぁ・・・ムズかしい事考えたから眠くなっちゃったよぉ〜・・・

んー・・・





「・・・ゅさぁ〜ん・・・未夢さぁ〜ん!さっきテレビで『かぼちゃぷりんの作り方』って
ゆーのやってたんですけどぉ、一緒に作りませんかぁ?」

「はーぃ・・・あ・・・あれ?」

わたし、机の所で寝てたんじゃなかったっけ・・・?

なんでリビングに座ってんの?

あ、ゆめ!・・・夢かぁ?

・・・ま、いっか♪プリン好きだし♪

わたしは台所に行く。

作る、といっても。

わたし 料理できないし。

ルゥくんと一緒に、ワンニャーと彷徨が作ってるの、見てただけ。

あは、あははは・・・

・・・彷徨、器用だなぁー

いいな・・・いいなぁ

わたしなんて、不器用の極致だし。



「できたっ!」



「ほんと?やったぁ〜♪いただきまぁすっ」

一口食べる。


・・・ふと、少し肩が重くなる。

なんだろう・・・?

隣にいる彷徨の顔がぼやける。

「・・・か・・・なたぁ?」




ふっ・・・




目を覚ましたら、肩にブランケットがかかってた。

「ふぁぁ〜っ、こんな所で寝ちゃったよぉ〜」

体が痛い・・・

「み・・・ゆ・・・」

「おはよぉ〜・・・あ、おかえりぃ〜」

彷徨、帰ってきてたんだ。

じゃぁ、これ彷徨がかけてくれたのかな?

だったら・・・ありがと、ねっ

心でお礼を言う。

聞こえたかな?

聞こえてたら、いぃなぁ・・・




「・・・っなぁ・・・未夢・・・」



彷徨に突然声をかけられる。

「なぁにぃ?」

「いや・・・その・・・」

どうも彷徨の歯切れが悪い。

もう一度、聞いてみよっかなぁ・・・

「な〜ぁにぃぃ??」

「・・・」

彷徨、黙っちゃった。

まぁ、気になるけど・・・今日の所は見逃してあげましょう・・・うふふ。

「あ、そいえばね、わたしさっきルゥくんと-ワンニャーと-彷徨と一緒に

かぼちゃプリン作って食べた夢見たんだよぉ〜♪」

彷徨の肩ががくっと落ちる。

「おいしかったよぉ〜♪・・・なにさぁ・・・呆れてますなぁっ?!」

「呆れてねーよっ」

ほんとぉ?

でも、わたし彷徨が嘘つかないってわかってるから。

たまにふざけて嘘ついたりするけどっ・・・

こういう時は絶対ふざけたりしないよね・・・?




あなたの優しさ。

ねぇ しばらくは 隣で感じてていい?

あなたに大事なひとができるまで・・・

わたしは『大事なひと』になれるかな?

でも、違っても

ずっと このまま いつも通りに接してね・・・。

あなたは わたしの 王子様。

誰よりも、どんな人よりも、大好きなんだからっ・・・



こんばんゎ。水上うららです☆

「まい・ぷりんせす」の未夢視点バージョンですっ!

ぁ、なんか・・・ひねりがなぃ・・・?

まぁ、気にしないで下さい、です〜。

今日Web拍手をくれた方。

そして小説をみてくださった700人以上のみなさん〜っ

ありがとうです〜〜っ

うららはかんどーで大泣きです・笑

日本語・・・変ですね、すいません。

でゎ、また★


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